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青森の居酒屋の名店「六兵衛」

青森に1年ぶりにやってまいりました。
思ったほど雪は少なくて、ほっとしました。革靴なので雪の上は歩きたくないからね。

まずはホテルに荷物を置いて、土産物店をいくつかリサーチ。これも仕事です。ある企業さんのある食品パッケージの仕事で調べ物。ついでに家族にお土産を買いました。
ホテルのまえの八百屋さんでリンゴをひとつ買ってホテルの部屋で丸かじり。やっぱり本場のリンゴはうまい。さて今日の楽しみは、居酒屋「六兵衛」に行くこと。1年前に千葉のクライアントにこの店は行ったほうがいいと言われて、昨年の冬に出かけたのですが、満員で入れなかった店です。
青森の郷土感たっぷりの風情

青森の郷土感たっぷりの風情

5時の開店時間ちょうどに行ってみたらすでに常連さんがすでに1人飲んでました。

カウンターに座ってまずはビールとゲソ揚げ、刺身3点盛り、青森の郷土料理の貝焼きを注文。(写真はクリックすると拡大されます。)

三点盛り

三点盛り

貝焼きというのはホタテの貝殻をお皿にして、ホタテとネギを刻んだものにダシと卵をあえて焼いた料理。だしの効いたふわふわの卵が優しい味。ご飯に乗っけて食べたらうまいだろうな。

ゲソ揚げは揚げたゲソがなめこやネギが入ったつゆにひたひたに入れられている汁物料理。これが最高に美味かっ

げそ揚げ

げそ揚げと左上が貝焼き

た!メニューには「当店◎」とある。確かに自信を持ってお勧めできる料理だ。

刺身はでかい甘エビ、カンパチ、ヒラメ(たぶん)そこで、ビールも半分残っていたが、青森の銘酒「田酒」を頂く。この酒はなかなか青森でも置いていないらしいです。これを飲みに青森に来たようなものです。(冗談です。仕事です!)

すっきりしてほんのり香る米の甘み。飲みやすく、綺麗な酒。
これはうまい!

田種

幻の名酒田種

気を良くして、続いてアジの味噌たたきと馬刺しを追加。
みじんにしたアジとネギを味噌でたたいたものだが、なめろうよりもアジが大きめで、ペースト状ではなく、酒の肴にちょうどいい歯ごたえ。
酒が進む。

馬刺

馬刺

そこで喜久泉を頼む。300mlの小瓶で出てきた。これも青森の銘酒と言われる酒。田酒と同じ蔵元の酒だが、味が全然違う。
パンチが効いた香り高い爽やかな感じ。華やかな吟醸香が好きな人はたまらない。
ちょっと日本酒独特のキツサもくるが、好きずきだろう。

何度も予約の電話が鳴るのだが、美人の女将さんが予約で席がいっぱいということで断わり続けていた。なかなか入れない店なのです。1年待った甲斐がありました。BGMは懐かしい昭和の歌謡曲が流れている。何十年ぶりに聞く曲もたくさんあって、結構記憶に残っているもんだなあと自分でも驚く。昭和40年代の歌なのかなあ。どれも子供の頃聞いた覚えがある。好きで聞いていたわけではないけれど、ラジオや街のお店で流れていた流行歌のオンパレード。残念なことがひとつ。お腹がいっぱいになってしまう事だ。棒だら煮付けやタコのから揚げナス焼きも食べたかった。
たら玉とかたつの刺身とはどんな料理だろう。もっと食べたいー!

最後のあと一皿はハタハタのから揚げに決めた。そして田酒をもう一本。

はたはた

ハタハタのから揚げ

カウンターの奥でジュー!と威勢の良い揚げ物の音がする。あれはきっと僕のハタハタだろう!食欲をそそる期待を煽る音だ。そして小ぶりのハタハタが5本も皿に綺麗に盛られて出てきた。期待爆発!からりと揚がったハタハタにレモンをたっぷり浴びせて頭からかぶりつく。
冷えた田酒をクイー。熱々の2匹目をパクッとやって、クイー!

幸せ幸せ。大満足。
もう東京に帰ってもいい気分。
明日が仕事の本番なんだけどね。

忙しそうに働く女将さんとねぶた祭の話やら、今年は雪が少ないやら合間合間に話をして、これもまたいい肴になる。

店も混み始めたので、菅原洋一の「知りたくないの」をBGMにお勘定をして、店を出る。女将が戸口まで見送ってくれました。

nikoniko

また来たいねえ、このお店。
人通りの少ないニコニコ通りの黄色い看板が続く商店街を千鳥足で歩く。
僕はこの看板みたいな顔をして歩いてホテルへ向かうのでした。

呑み助レポート個人的なこと
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熊谷淳一

熊谷淳一

株式会社ノイエ 代表取締役。デザインで経営を伸ばす経営コンサルタント・クリエイティブディレクター。デザインは第5の経営資源としてデザイン経営とマーケティングの研究にいそしむ。 お酒、書と陶芸が好き。 尊敬する人は岡本太郎。
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