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今年「なすべきこと」は?

今年も始まりました。
お仕事の開始です。
「仕事」という言葉は辞書的に言えば「生計を立てるために行う事柄。職業。」となるのですが、「食べるためにやらなきゃいけないこと」のように、一般的にはあんまりやりたくないニュアンスがあるように感じられます。
 
そこで仕事の語源や由来を調べてみました。
しごとの「し」は行為を行う「する」という意味のサ変動詞「為(す)」の連用形「し」。
しごとの「ごと」は「事」なので、本来は「ことをなすこと」の意味です。
「なすこと」は「なすべきこと」でもあり、「すべきこと」は生きていくために働くこと=職業、というように意味が変わっていきました。
 
もちろん生計を立てるための職業は必要だけれど、その職業は本当に自分が「なすべきこと」なのか?本当に「なすべきこと」は何なのだろうか?と新年にあたり考えてみるのも良いかもしれません。
 
僕は起業家のご支援もしていますが、どんなことを仕事にして独立すれば良いのか、相談を受けることがあります。その時に「自分がやりたいことで、自分ができること。さらにはそのことで人々に喜んでもらえること。」と答えるのですが、それが「なすべきこと」であると思っています。

この3つのひとつでも欠けてしまえばやりがいのある仕事とはいえないのでしょう。
この中で難しいのが「自分ができること」のレベルです。たいしたことができないのであればビジネスになりませんし、お金を稼げません。競合との差別化ができていないと価格競争に巻き込まれます。
昨今はテレワークやら生成AIやらリスキリングやら仕事の環境が急激に変化しており「自分ができること」のレベルアップが大変です。

なかなか厳しいのですが、難しいからこそやりがいがあるのだと思い、常に精進して行かなければならないぞ、と新しい年を迎えるたびに肝に銘じています。
今年も何が起きるのか。楽しいことがきっと待っている、と思いワクワクしながらお仕事を開始したいと思います。
日々の仕事経営
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熊谷淳一

熊谷淳一

株式会社ノイエ 代表取締役。デザインで経営を伸ばす経営コンサルタント・クリエイティブディレクター。デザインは第5の経営資源としてデザイン経営とマーケティングの研究にいそしむ。 お酒、書と陶芸が好き。 尊敬する人は岡本太郎。
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