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中小企業の経営にデザインが必要な理由

良いデザインは消費者に良い印象を与え、信頼を築きます。これはブランド認知度を高め、競合他社からの差別化を図る上で極めて重要です。デザインはブランドの顔であり、企業のアイデンティティを象徴します。中小企業であっても、その魅力的なブランディングを通じて市場で存在感を示すことができます。
 
でも、そもそも中小企業はブランディングをする必要があるのでしょうか?
一昔前だと、中小企業はデザインがあまり必要ではなかった時代がありました。その理由は、大企業が下請けの中小企業に仕事を依頼していたからです。B to Bの体勢であれば自社で営業をする必要性があまりなく、仕事が自動的に流れてきていた、そんな図式が多くの中小企業、特に製造業の世界では多く見受けられました。しかしグローバル化で、大企業は下請けの仕事を海外の安価で優秀な企業に発注することが多くなり、下請けの中小企業は切られてしまう状況になっています。
 
中小企業もやむなくB to BからB to Cのビジネスモデルも考えなくてはならない状況になりました。そこで中小企業にもデザインが重要な役割を担うことになっており、中小企業はブランディングをする必要性がますます強くなってきているのです。
 
大企業はマーケティングや広報部が予算をたっぷりつけて大手広告代理店やデザイン会社にデザインを依頼してデザインを依頼し、消費者向けの広報やブランディングを行ってきました。中小企業がデザインを活用する場合、大手広告代理店などの高額な予算も組めませんし、デザイン会社も星の数ほどある中で、一体どうやって経営にデザインを活用すれば良いのか?難渋して立ち往生している会社が非常に多い。
 
一方で若い社長がデザインを活用して、自社のブランディングを構築し、新しい市場を開拓していっている会社も数多く散見されています。
 
「デザインの重要性はわかるけど、どうすればいいのかわからない。」
「デザインの重要性もまだよくわからない。本当にそれは経営に必要なのか?」
「コストばっかりかかって効果が見えないのではないか」
「自分はセンスがないのでデザインはよくわからない。リスクなのではないか?」
 
など様々な経営者がいると思いますが、僕が25年間 自分のデザイン会社を経営してきて思う事は、弊社のクライアントさんは皆売り上げを伸ばしておりますし、かかったコスト以上の売り上げを上げていることを見れば、デザインに投資をする事はやはり必要で、デザインの重要性を改めて感じています。
 
このブログでは、弊社の成功事例もご紹介していきますし、全国のデザインで成功されている会社さんの紹介も今後していく予定です。
デザイン経営
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熊谷淳一

熊谷淳一

株式会社ノイエ 代表取締役。デザインで経営を伸ばす経営コンサルタント・クリエイティブディレクター。デザインは第5の経営資源としてデザイン経営とマーケティングの研究にいそしむ。 お酒、書と陶芸が好き。 尊敬する人は岡本太郎。
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