青森県と産業技術センター主催の「商品開発力強化支援事業成果報告会」報告会が青森国際ホテルにて開かれました。
僕は基調講演ということで1時間もらって登壇いたしました。
テーマは「売れる販促ツールに必要な3つのこと」100人ほどの前でお話させていただきました。
やっぱり1時間ではちょっぴりしか話ができませんね。でも分かりやすい話だったと言っていただけて良かったです。
産学民合同の報告プレゼンテーション。
弘前大学の人文学部の授業でご指導されたのは森先生。大学生が前に出て3つのチームがプレゼンテーションしました。
経営を勉強している学生さん達ということでしたが本当に素晴らしい授業を行っているなあと思いました。デザインとマーケティングの大切さを経営の勉強の中に取り入れ、実際の民間企業の商品企画からどうすれば売れるのか、を考えて行く。販促ツールは教育学部のデザインを学ぶ学生と共同で作っていく。
続いて八戸工業大学の完成デザイン学科の学生さんの発表。ご指導は横溝先生。こちらはデザインを学ぶ学生が民間企業と一緒に商品企画からパッケージのデザインを作っていくという授業でした。こちらも素晴らしい授業でした。
以前から僕はデザイン教育の中に販売とか経営などの教科を入れて欲しいと考えていましたが、これが実現されていたことに驚きと嬉しさを感じました。
海外の経営学部ではデザインの教科がすでに用意されており、経営者としてビジネスにはデザインが重要であることを学生の時から教えている。
日本の経営者はまだまだデザインの対しての意識が低いということは常々書いてきましたが、弘前大学ではすでに実現されています。
二つの大学の取り組みはまだ始まったばかりと聞きましたが、このような教育が全国に広がるといいなと感じました。
森先生、横溝先生、日本の未来のために頑張ってください!
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