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弘前大学で講義を行いました

11月9日、青森県の国立弘前大学にて講義をさせていただきました。弘前大学

人文学部の森教授のビジネスシミュレーション実習という授業のひとコマを頂き、経営とデザインのお話を90分いたしました。学生さんはみな経営を学ぶ生徒さんたちで、将来の経営者、コンサルタント、大企業のマネージャーになるであろう、優秀な方達です。国立大学ですから。

ビジネスシミュレーション実習の授業は、学生がチームになって、青森にある実際の企業に協力していただき、その企業のサービスや商品をどうやってビジネスとして成功に導いていくか、商品企画からマーケティング、そしてなんとデザインまで戦略を立てるという、まさにビジネスシミュレーションを実習していくものなのです。

そして選ばれたチームは大勢の人の前でプレゼンテーションをする機会を与えられ、発表するのです。僕はこの授業に非常に感心しました。デザインを、同大学のデザインを学ぶ学部と協力し、デザイナーに仕事を発注するシミュレーションも行うという徹底ぶりです。本当にこんな授業を行っているのは日本でここだけのような気がします。将来のリーダーを教育する国立大学で、このような教育をすることこそ、今の日本の教育に必要な事であると強く思います。本当にすばらしいと思いました。

経営の要素として、「(材料を)買う、(製品を)作る、(商品を)売る、(働く)人、お金(の管理)」の5つがあります。このなかでも難しいのが「売る」という販売に関わるところです。企業が倒産する題意の原因が販売不振。倒産理由の71%を占めており、どんなに商品がすばらしくても、働く人が優秀でも、お金が入ってこないと会社はつぶれるのです。

このような事を前提に、なぜ売れないのか?どうすれば売れるのか?というテーマでマーケティングとデザインのお話しをさせていただきました。

普段は経営者に向けてお話しするのですが、この日は大学2年生に向けて話をするので、わかりやすく「販促ツールはラブレターである」とか、ややアレンジしてスライドを作り直しましたが、学生さんはどれだけ、理解してくれたでしょうか…。優秀な人たちだから、きっと大丈夫。と信じています。

その夜、森先生と、青森でお世話になった青森県産業技術センターの方達も駆けつけていただき、おいしいお酒と弘前の郷土料理を堪能いたしました。

弘前大学の学生さんの中から、ぜひ、たくさんの成功者が出る事を祈っています。きっと大丈夫です。皆さん、顔つきが違ってましたから。

このような貴重な機会を頂いた森先生に感謝いたします。

日々の仕事
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熊谷淳一

熊谷淳一

株式会社ノイエ 代表取締役。デザインで経営を伸ばす経営コンサルタント・クリエイティブディレクター。デザインは第5の経営資源としてデザイン経営とマーケティングの研究にいそしむ。 お酒、書と陶芸が好き。 尊敬する人は岡本太郎。
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