浅草にある台東区民会館の会場に入る前に、ちょっと早めに浅草の街を歩いてみました。浅草寺の仲見世はまるで原宿の竹下通りのような賑わいで、多くの外国人観光客で埋め尽くされていました。和服の女性や紋付き袴の男性も結構目に止まり、初詣のような錯覚に陥りましたが、彼ら彼女らはほとんど外国人で日本の文化に触れることを楽しんでいたようです。

会場に入る前に浅草寺と浅草神社にお参りをしてきました。

セミナーには台東区の経営者の方が60人もの方に来ていただきました。

「パッケージデザイン」のタイトルが付いていますが、マーケティングを中心に売れるデザイン、販売促進のお話です。

2025年のNHKの大河ドラマは台東区浅草が舞台になるそうです。タイトルは「べらぼう～蔦重栄華乃夢噺～」。1750年の江戸時代に洒落本、黄表紙、狂歌本、絵本、錦絵など幅広いジャンルの出版を手掛けた蔦屋重三郎（つたや じゅうざぶろう）の物語です。

2021年の大河ドラマ「青天を衝け」は今年のお札の顔になる渋沢栄一の物語で、埼玉県の深谷に生まれました。その時にも深谷の商工会議所でセミナーをさせていただきました。大河ドラマが舞台になった街は必ずと言っていいほど、経済効果が爆上がりするのです。

来年の台東区の経済を大きく伸ばす要因となる大河ドラマ。台東区でビジネスをされている経営者さんが今から準備するべく、多くの方にセミナーに来ていただきました。感謝です。

今回は大河ドラマの経済効果のお話も付け加えて、2時間の中で内容がかなり盛りだくさんになってしまいましたが、おかげさまでセミナーが終わってから十数名の方々に30分も名刺交換に並んでいただき、参加者様とお一人お一人名刺交換とご挨拶をさせていただきました。本当にうれしいです。

台東区の経営者様も、産業振興事業団の皆様もさすが下町、親しみある方々ばかりで、とても良い雰囲気でした。やはり江戸風情や庶民文化を彷彿とさせる親しみやすい人柄に触れることができて楽しい時間を過ごしました。

来年の大河ドラマも楽しみですが、様々な経営者さんがご自分のビジネスにどうやってこの大河ドラマの機会を生かしていくのか、そちらも楽しみに思っています。

アンケートから参加者様の声をご紹介させていただきます。（お名前の掲載は許可をいただいております）

●大変丁寧で伝わりました。コンセプトを常に考えている只中にあり全ての始まりはやはりコンセプトにある！と実感をしたセミナーでした。それを踏まえて、さらにお客さまの感情に訴えることができる言葉を追求し、継続して発信していくことが重要と思い、実行していきたいです。

kabu様

●台東区のセミナーでいままで一番良かった。大河ドラマに乗った革の雪駄を販売したい。

折原隆様

●とても分かりやすく、噛み砕いてお話してくださったので2時間があっという間に過ぎました。途中、何回も「これが無料…！」と感動しました。ぜひ、デザイナー向けのマーケティング講座があったら受けてみたいです。仕事獲得につながる自己ブランディングの仕方や、仕事に活かせるマーケティングなど。

本間未来様

●大変わかりやすく体系的に学ぶことが出来ました。

商品事例などが豊富でイメージがつきやすい内容であったと存じます。

株式会社Lino Lino様

●デザインのプロ視点でのアドバイス、とても参考になりました。

「素人」レベルではありますが、お聞かせいただいた内容を活かして、少しずつ磨いていきたいと思います。

YMD様

●マーケティングの観点で話していただけたので、期待以上に深い知識と情報が得られて参加してよかった。

良いから買う時代ではなく、良さそうだから買うという時代であるというのは、今回改めて感じたので、具体的にデザインの視点からの講座なども受けてみたいと思った。

F様

●貴重なお話ありがとうございました。

個人的にはデザイン・パッケージというより商品をどうやってお客に伝えるのかというデザインする前の肝の部分がかなり参考になりました。

卸売業 Y様

●最初にメモを取ることに集中しないで、TVを見る感じで気楽に見て下さい、と言われたのが良かったと思います。

してほしいことを目でも耳でも分かりやすく伝えていると感じました。

言わなくてもわかるだろうと思う癖を見直して、少しずつ改善していきたいです。

岡本純子様

ほか、たくさんの方からアンケートのお返事をいただきました。

ありがとうございます。

8時半を過ぎお開きになり、さて！浅草の神谷バーで一杯やってから帰りたいなと思っていたのですが、なんと神谷バーは本日は定休日で閉まっておりました。残念！

そのまままっすぐ家路をたどりました。

台東区ではまた7月にセミナーをさせていただく予定となっております。今から楽しみです。