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2025年 明けましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。2025年、令和7年になりました。
毎年干支の年賀状を制作して、お得意様や友人知人にお送りしておりますが、 近年は四字熟語を干支にかけて選んでいます。蛇と言う言葉を使った四字熟語は悪い意味がほとんどであり、良い意味のものを探すのが大変でした。
 
今年は「常山蛇勢(じょうざんのだせい)」と言う言葉。僕も初めて知りました。
「常山蛇勢」と言う意味は「孫子」の「九地」の故事に由来しているそうです。
中国の北方に常山という山があり、そこに双頭の「率然」という蛇がいました。 この蛇は首に打撃を受けると、すぐに尾の方が反撃してくる。蛇の中央部を撃つと、首も尾も同時に協力して攻めてくる。 互いに助け合い、敵に隙を与えないように全身がうまく連携して敵に対抗する。と説明されています。
 
統一がとれていて、欠陥や隙がまったくない組織や、どこをとっても整然としてうまく組み立てられている文章や態勢のことや、先陣、後陣、右陣、左陣の全てが互いに呼応して戦う陣法のことを意味するそうです。
よって複数のものが緊密に連携して隙のない状態を作り出すことを表現する言葉として使われている、とのことです。
今年は様々な人や組織と協力し合い、力を合わせてことを成し遂げる。そんな年にしたいと思います。
 
ちなみに、白い蛇は水神や弁財天の使いとされ、水や稲の実り、健康や商売繁盛、お金の神様として富をもたらすと言われています。また、脱皮をする蛇は「復活と再生」を意味して、不老長寿や強い生命力につながる縁起物とされています。
 
爬虫類のヘビは気味悪いですが、日本人にとって白い蛇は神様なのですね。今年もスマホの待ち受け画面にこのイラストを使い、ご利益をいただきたいと思います。
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デザイン
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熊谷淳一

熊谷淳一

株式会社ノイエ 代表取締役。デザインで経営を伸ばす経営コンサルタント・クリエイティブディレクター。デザインは第5の経営資源としてデザイン経営とマーケティングの研究にいそしむ。 お酒、書と陶芸が好き。 尊敬する人は岡本太郎。
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