新型コロナウイルスの影響がだいぶおさまってきたと思ったら昨年末からまた増えてきました。
これまでにも、バブルの崩壊、東北大震災、リーマンショックなどを経験してきましたが様々な状況でも確実に経営を伸ばす会社があります。
そして今回のコロナ禍の中でも売上を伸ばしている会社はあります。
それらの会社に共通するのは、今までと違う新しいことを始めた会社であるということだと思います。生物の進化と同じように能力の高い種が生き残るのではなく環境に対応できる種が生き残ってきた理屈と同じです。
オミクロン株の出現で、第6波は目前で、今年も引き続きしばらくは新型コロナの影響が続くと思われます。
経営者がやるべきことはまさに新しい環境に順応する(=チャンスを生かす)ために何ができるのかを考えることだと思います。
例えばzoomを使えば時間と経費を使って移動して人と会う必要がなくなったおかげで全国の人と話をする機会が生まれました。物流の機能が発達して商品も翌日には届けることが可能になりました。巣ごもり消費は伸び、インターネットの利用者が激増し、一人1台スマートフォンを携帯しているためにコミュニケーションの形も変わりました。販売促進や広告のあり方も大きく変わってきています。
これらのチャンスを活かすためには ITを使いこなすことが必要になってきます。盛んにDXの必要性が言われていますし、同時にコミュニケーションの手段としても重要なデザインの必要性も高まってくると思っています。
疫病が蔓延する世界で生き残っていくために、やるべきことはたくさんあります。そのほとんどがこれまでに行ったことがない新しいことになるのでしょう。私たちの会社も、今年はチャレンジ精神を持って世の中の人に役に立つ、喜ばれるような新しいことを行なっていきたいと思います。
今年の年賀状は「雲外蒼天」。努力して困難の雲を超えた先に成功の蒼天が現れる、という意味ですが、コロナ禍の雲で先が見えない中で、できることを精一杯努力して、雲から抜け出すことを目指して参ります。
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