NHKの「追跡AtoZ」で日本人の言語力の低下をテーマにしていた。
街で「あなたが思う日本の良さを説明してください」という問いに対して、サラリーマンも学生も、単語でしか答えられないシーンが取り上げられていた。
原因は共通一次試験のマークシートや携帯のメールだという。
日本人の言語力の低下に関しては以前からゆゆしき問題と感じていた。
OECD(国際協力開発機構)が主催のPISA(学習到達度調査)というテストを行ったところ、日本の成績が31カ国中前回は8位だったのが今回は14位という結果だった。このテストは3年ごとに15才の児童を対象に行っているのだが、低下率でいうとOECDのなかで最も大きかったそうだ。さらに読書をしない高校生の比率もOECDの参加国中最も多い。数学の能力も国際テストで順位が急激に落ちたことは以前から言われることだが「読解力」も落ちてしまった。日本の人材もこんな状態では、国際競争力も経済も将来は暗いよな〜。
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