この言葉は趙昌仁氏著の『カシコギ』という本の中のことばだそうです。私は読んでいませんが、ネットサーフィン(死語?)していたら出会いました。
韓国のドラマや小説は、主人公が死んでしまい、絶望的なエンディングが多い(らしい)ので見ません。そういうのが好きで、「泣くために見る」人もいるらしいけれど。
この『カシコギ』という小説も、白血病の息子の治療費を用意するためにお父さんが八方手を尽くし、最後は自分の角膜まで売って…という悲しそうなお話らしいのですが、あーいやだ、いやだ。悲しいのは苦手。
しかし、この言葉。
「あなたが空しく生きた今日は、昨日死んでいった者があれほど生きたいと願った明日 」
は共感できました。当たり前のように毎日を過ごしているけれど、文句を言いながら、小ーーさな事で悩みながら生きているけれど、目線を変えて考えてみれば、そうなんだよね。
私は別に空しく毎日を過ごしてはいませんけれど、なんでこんなに忙しいのか。
「私がメチャメチャ仕事に追われて忙しく生きた今日は、昨日死んでいった者があれほど生きたいと願った明日 」
と、書き換えてみたら、それこそ空しくなってきてしまいました!
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