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次世代経営者のための「イノベーション経営戦略講座」のセミナー講師をいたします。

デーリー東北新聞社主催、弘前大学八戸サテライト協賛の経営者向けのセミナーが10月11日からデーリ東北新聞社 6階メディアホールで開催されます。

青森県の中小企業の、主に二代目、三代目の次世代経営者を対象にした経営セミナーです。弘前大学の先生や、青森県の地元の企業の方が講師になり、リーダーシップ論やイノベーション、マーケティング戦略、財務管理などのテーマで講義が行われます。来年の3月までの半年間にわたり全12回の講義があり、僕も受講生として参加したいくらいに充実した内容になっています。

僕は11月29日に登壇します。テーマは「販売促進とブランド戦略~中小企業こそ重要なブランド構築~」になります。

1.「売れる販促ツール」に必要な3つのポイント
・「よさそう」の法則があれば買ってくれる
・販促ツールは価値観を変えるための道具
・成果の出る販促ツールの4つの要素

2. 中小企業こそブランドが重要
・ブランディングとは?
・中小企業のブランド構築の方法

3. 経営におけるデザインの重要性
・デザインの2つの機能
・デザイナーの選び方と付き合い方

経営では良い商品・サービスを作るのも大切だし、組織作りも財務も重要。しかし、これらすべては何のため?と言えば、「買っていただく」ためです。最終的にお客様にお金をいただくためですから、「販促」「営業」の部分も重要。そのために必要な技術がデザインであり、ブランディングという「手法」です。
中小企業の経営者はモノ作りやリーダーシップ、組織作りなどの勉強はとてもがんばってするのですが、「デザイン」とか「マーケティング」という話になると、まるで「それは自分にはよくわからないし、関係ない」という態度になってしまいます。

「買っていただく」ために大切な事がはたして「それは自分にはよくわからないし、関係ない」事なのでしょうか?

良いモノを作れば売れていた時代はもうとっくの昔に終わりました。人脈を増やせば紹介で売れる時代もなかなかうまく行きません。
逆に、ネットの発明によって遠くの地域からオファーがあったり、見知らぬ新規顧客が急激に増えたりするチャンスが今はあるのです。
ネットの中に、また別の形の市場世界が存在している事を理解している経営者は、ホームページのデザインやWebマーケティングに力を入れています。
年配の経営者は、やはり若い経営者に比べて感覚が鈍いというか、お尻が思いというか、動きが鈍いですね。

まあ、しかし、技術や組織、財務の話をする人自体、たくさんいるし、そんな本も数多く出回っていますが、デザインの話をする人はそれに比べると非常に少ないのも事実です。あってもほとんどがデザイナー向けの技術的、表現主義的な内容で、経営とデザインの関係を語る本や人は本当に少ない。デザインはよくわからんというのも当然かもしれません。ですから、このようなセミナー講師の機会をいただき、経営者の皆さんの前で、直接お話をさせていただける事は、貴重な事だと思っていますし、ありがたい事だと感謝しています。

セミナーのチラシはこちらから

 

 

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熊谷淳一

熊谷淳一

株式会社ノイエ 代表取締役。デザインで経営を伸ばす経営コンサルタント・クリエイティブディレクター。デザインは第5の経営資源としてデザイン経営とマーケティングの研究にいそしむ。 お酒、書と陶芸が好き。 尊敬する人は岡本太郎。
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