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先代の教えは「お客様の目線」

先日あるお店のホームページの制作の打ち合わせで、店主とお話をしました。
このお店は群馬県にある創業106年のとんかつ屋さんです。店主は3代目で、地元でも人気のお店なのだそうです。
お店の強みをうかがっていく中で、肉の仕込みに人一倍手をかけたり、100年続いて使われてきた「タレ」に対する想い、ご飯のこだわり、などさすがに繁盛しているお店だと感心しました。
先代の教えで「絶対に仕事の手を抜くな。お客様は一人ひとつしか食べてくれない。その一つが手を抜いたものであってはその人は二度と来てくれなくなってしまう。」
というお話に感動しました。店主はそんなこと当たり前ですよ、と事も無げですが、なかなかその当たり前のことができているお店や会社が少ないのではないでしょうか。これは「お客様の目線」で考えるということであり、先代からその意識が受け継がれてきているから明治時代から続いて来られているのだと思います。
このお店は土、日曜日は営業していません。休みの日などはかき入れ時なのに、もうお客さんを無理してかき集めることはしないとのこと。今来てくださるお客様のためにいい仕事を提供したい。お得意さんのためにホームページが欲しい。増客増収のためのホームページでなくて良い。というご要望で、なんとも頭が下がる想いでした。
こんなすばらしいとんかつ屋さんが近くになったら通ってしまうと思いますが、いまはダイエット中なので、近くになくて良かったと思いました。

経営
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熊谷淳一

熊谷淳一

株式会社ノイエ 代表取締役。デザインで経営を伸ばす経営コンサルタント・クリエイティブディレクター。デザインは第5の経営資源としてデザイン経営とマーケティングの研究にいそしむ。 お酒、書と陶芸が好き。 尊敬する人は岡本太郎。
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