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商品サービス力と集客販売力

昨日6週間ぶりにギブスが取れました。しかしまだ前体重を折れた左足にかけることはできず、2週間ほど松葉杖を使用して力を分散して歩く練習をしなければなりません。しかしそれでも2本の足で歩けるというのはスムーズに早く楽〜に前に進むことができて、素晴らしいと感じました。

今までは左足を絶対に地面につけてはいけなかったので、松葉杖を使って片足でピョンピョンと跳ねるように歩いていました。右足を前に出すときには足が空中に浮くので前体重が杖を支えている脇にかかり、腕と胸の筋肉に負担がかかりました。右足を着地させるときは体重が右足に全部乗ってきます。その繰り返しで歩くので、10分歩くだけで息は上がるし汗はだらだら。階段だって手すりにつかまってぴょんぴょん飛ぶんですよ。危険だしエネルギー効率が悪すぎます。

しかし、昨日からはギブスがはずれた足に体重の30%の重さを乗せつつ、両足と松葉杖を使って歩きました。なんとスムーズに歩けることか!けがをする前はあたり前に歩いていましたが、人間の体の構造は思っている以上にすごいことを認識。やはり足は2本あって初めて機能するようにできているんだと実感しました。(足に障害がある方に対してはこのような言い方は非常に不謹慎で失礼かと思いますがお許し下さい)

そこでふと思いました。
小さな会社って片足で歩いているようなものではないかと。自社の商品やサービスに関しては非常に専門知識も意識も高い。しかしそれを世に知らしめ、集客して販売する知識や技術に関しては全くの素人で、意識も低い。集客販売力がない状態は汗だくになって、ゼイゼイ言いながら片足でヨチヨチと苦労して歩いているようなものだと思いました。
商品サービス力と集客販売力の2つがあればスムーズな前進が出来るのではないか。さらには走ることだってできる。集客販売力を自分で勉強して身につけることもできますが、こちらはアウトソーシングをして自分の足にすることもできるでしょう。

「うまく機能するシステム」というのは体だけではなく、経営にもあるはずです。様々な部位が連携して効率的に働き出す。どこかが欠けていると非常にエネルギー効率が悪くなってスピードも鈍る。企業が伸びるためにはそのようなシステムを経営者がつくり上げることが必要だと思います。

 

経営
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熊谷淳一

熊谷淳一

株式会社ノイエ 代表取締役。デザインで経営を伸ばす経営コンサルタント・クリエイティブディレクター。デザインは第5の経営資源としてデザイン経営とマーケティングの研究にいそしむ。 お酒、書と陶芸が好き。 尊敬する人は岡本太郎。
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