【経営】という意味を改めて広辞苑で調べて見ました。
①力を尽くして物事を営むこと。工夫を凝らして建物などを造ること。
②あれこれと世話や準備をすること。忙しく奔走すること。
③継続的・計画的に事業を遂行すること。特に会社・商業など経済的活動を運営すること。また、そのための組織。
このブログでも3番目の意味でこの言葉を使っていますが、1番目の建物を作ること、だったり2番目の忙しく奔走することという意味に使ったことはなく、面白いなと感じました。
あれこれ世話を焼いて奔走している社長さんが中小企業にはたくさんいそうで、可笑しかったですが、なるほど、「経営」には準備することという意味も含まれているのですね。。
さらには「経営」とは仏教用語だったらしいです。これはちょっと驚きました。
「経」とは(縦糸)とも読むんだそうです。これは「筋道や道理を通すこと」であり、
「営」(いとなむ)は、それを「行うこと、行動に現す」ことらしいです。
お寺の修行僧の教育ではこれらのことを「布」に例えて説明するとか。
「経」は織物でいえば縦糸。縦に筋道が通っていること。つまりは「正しい筋道や道理」を示しており、「営」は横糸に例えられ、自由に変化する様のことを表す。
「正しい道理を行動に示す」ということが経営で、僧侶の修行のような意味ですね。
縦糸は、時が経っても「変わらないもの」で、例えば会社の理念、または伝統や企業の価値観などを指し、横糸は、時代に合わせて「変えていくもの」で、時代にあったコンセプトで様々なことに挑戦し続けることを表しているとか。
なるほど!変えてはいけないものと、変えていくべきものの両方なければ、その布はほつれ、絶たれてしまうというわけなのですね。
そして経営は「正しい道」は一体何なのかを持っていなければならない。そして、今の時代や環境の変化に適合した新しい事にチャレンジし続けていかなければならないということか。
仏様の教えはすごいです。
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コメント
≪「布」に例えて≫【数そのモノ】が、道具と生っていることを観照しよう。
【数そのモノ】は、カオスとコスモスを行き来できる【二階述語論理】を内蔵するエンジン(生命)を持っているから≪「布」≫(社会)で隙間なく包摂できる。
≪「経」とは(縦糸)とも読むんだそうです。≫
≪これは「筋道や道理を通すこと」≫は、経糸に[カオス]を帯同している『縮約(縮退)自然数』であり、「横糸」は、[コスモス]の自然数であるが、皆が知らないだけでカオスを秩序する力を持っているので≪「布」≫(社会)において万人が使えると観る。
【数そのモノ】の【1】は、次元ごとにカオス表示のヒエラルキー構造で観る事が出来る。
≪仏様の教えはすごいです。≫
これを「無思想の発見」養老孟司著で観てみる。
≪人と人が構成してしまう世界、すなわち感覚世界と概念世界である。≫社会は、・・・人・・・あなた自身のことである。≫このことを
≪般若心経は、それすら空、それすらも無だという。≫
【数そのモノ】は、[空]と[無]を纏め上げる本書の≪ゼロの発見≫の記述に繋がる。
【言葉でのセンテンス】は、一階術語論理
【数そのモノ】は、二階述語論理をもともと保持
[事象そのものへ]に処する【量化】が、広辞苑にあるかな?
1729 akayamaさん、コメントありがとうございます。難しい言葉のコメントをいただきましたが、それがなおさら仏教の高度な「知」の深みを感じさせてくれました。ありがとうございました。