弘前大学主催の「じょっぱり起業家塾2021」の講師のご依頼を今年も賜りました。毎年弘前公園の美しい紅葉と田酒を楽しみに青森に伺っていたのですが、今年も新型コロナの影響で、昨年と同様にzoom での講義になりました。
起業する時に必要なものはたくさんありますが、事業計画をしっかりと立てることもそのうちのひとつです。しかしこれまで僕が見てきた事業計画書は絵に描いた餅のように、売上の数字の根拠や、具体的な手段が描かれていないものが多い気がしています。
そこに、売れる仕組みであるマーケティングの思考を取り入れて、成功の確率を少しでも大きくした事業計画書を作りましょう、という事をお話しさせていただいています。
事業計画書は、言わば利益を出すための作戦計画です。これをしっかり作ることで、いろんなものが見えてきます。しかし事業計画書を作っている中小企業は非常に少なく、法人で36%、個人事業者では56%が作っていないという統計が出ています。中小企業の利益が少ないのは規模の問題だけではなく、こういう部分も大きく影響しているのではないかと感じています。
来年も呼んでいただけたら、今度は弘前に行って、美味しいリンゴとお酒をいただきたいと思います。

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