社長ブログ:クマデ総研

野村克也氏の思い出とデータ野球

野村克也氏の思い出とデータ野球

野村克也氏とはあるクライアントのパーティーの席で一度ご挨拶したことがあります。2002年ころだからもう18年も昔のこと。ブランディングのお仕事のことででご挨拶をし、少し話をさせていただきました。隣には奥様の野村沙知代さんもいらして、短い時間だったけれど打ち合わせをさせてもらいました。

あの低く太い声でお話しされていて、笑顔で暖かい印象を受けました。テレビの情報番組で野村さんの訃報と共に生前の活躍のVTRを拝見しましたが、本当に凄い人だったんだなと感じます。

野村さんは野球に様々な選手のデータを用いて分析し、それに基づいて作戦を立てるというデータ野球を開発しました。その頃のスポーツは野球のみならず経験と勘と汗と涙と根性で磨いた技で勝負するのが常識。そこへ野球にデータという論理的な数字を持ち込み戦略を立てて様々な成果を出しました。

なぜその球を投げるのか、なぜその選手に向けてそのようなポジションで進めるのか。その理由を論理的に導くためにデータが根拠となります。

会社の経営も同じではないでしょうか。なぜお客様は買ってくれないのか、どうすれば関心を持っていただけるのか、なぜこの従業員はやる気がないのか。経営に於いて様々なことが起こりますがすべて理由があります。スポーツ以上に経営者の勘と根性だけでは経営はうまくいきません。

特に販売においてはマーケティングという理論やデータが必要になってきます。会社経営にとって必要なさまざまなデータをこまめに取っている経営者は非常に少ない。ましてやそれを分析して経営戦略に活用している中小企業の社長さんはほとんどいないのではないでしょか。中小企業の会社経営にももっとデータ野球ならぬ、データ経営が必要だと思います。

ちなみに20年前、パーティー会場でサッチーさんに叱られました。
その頃はまだ僕も若くて襟の小さいおしゃれなジャケットを着ていました。一般のサラリーマンと比べればちょっととんがった格好していたわけです。

「あなたこういうパーティーの場でそんな変な服きてきちゃダメよ」

テレビのまんまのあの辛辣な口調で叱られたことが、変に嬉しく思えました。今となっては良い思い出です。

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