ずっと見たかった「127時間」という映画、観ました。
アウトドアが大好きな27歳のアーロンは、ユタ州の渓谷へ週末一人で行き先を誰にも告げずに旅行に出かける。あるアクシデントから落石に片腕を挟まれて谷底で動けなくなってしまう。自分の様子をビデオカメラで撮影し、冷静に脱出を図ろうとするが、事態はどんどん深刻化してゆく。気力と体力が尽きる前にカメラに向かって遺言めいた言葉を残したアーロンは、ついにある決断を自分に下す。 (スターチャンネルのホームページから引用)
数年前にナショナルジオグラフィックチャンネルでこの映画の元となったアーロン・ラルストン氏の実話のドキュメンタリー番組を見ました。
5日間谷底に閉じ込められ、身動きできない状況になったら、人間はどんなことを考えるのか。いやいや、僕だったらどんなことを考えるのだろう?
最後に何を思うのか。携帯していたビデオカメラにどんなメッセージを残すのか。 いろいろ考えさせられました。
映画の中で、絶望感に苛まれていたアーロンの言葉「この岩は何千年も僕のことを待っていたんだ。日々の行動はすべてここにつながっていたんだ。」
いろいろ反省し、いろいろ気づく。そんな「運命」を感じてから、それを自分で変えようという想いが去来し、脱出に成功します。
映像も音楽も美しかったし、様々なカットがすべて後半のシーンの伏線になっている。
どんなときにもあきらめないこと。そして生きていることは一人では生きられないこと。普通の日常がいかに幸せなことなのか。
なんだかいろいろ考えさせられ、満足しました。ビジネス書ばっかり読んでないでたまには映画を観なきゃね。
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