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死ぬほどに好きなこと………やってないなあ

あるセミナーの事務局の人から事務連絡のメールをもらいました。その人の名前に見覚えが…。確か、この人フェイスブックでお友達だったよなあ…。まあ、でも同性同名の方もいるだろうし、忙しいし、スルーしようっと。と思い、メールを返信した後に、こちらのミスで、再度お詫びのメールを送る必要が発生。お詫びのついでに、「ちなみに、失礼ついでに、◯◯様は、私と一度お会いした◯◯さんではありませんでしょうか?間違いでしたら、重ねてお詫びいたします。」とあつかましくも書いて送りました。そうしたら、お返事が来て、やっぱり一度ならずも何度かお会いしている◯◯さんだったのでした。彼女とは2年ほど前に通っていたセミナーで出会いました。

たしか30そこそこで死にそうな痛みを伴う大病を患い、生死の境を彷徨い、なんとか生還したという壮絶な体験をされた方でした。元気になった今、本当にやりたいことを、「好き」なことをやりたくてセミナーに来て勉強しているんだというお話を伺って、彼女のキラキラした表情がとても輝いて見えていたのが強く印象に残りました。

そして「好き」ということにはとっても力があるんですよ。熊谷さんは本当に「好き」というものを持っていますか?と聞かれて、その時は考え込んでしまいました。

好きなことはたくさんあるけれど、「好きの力」を発揮するような、本気で好きで好きで、どうしようもなく好きなことはなんだろう?
あれ?自分はそういうの、持っていないのかな?あれ?あれ?と結構考えさせられました。

死の淵から戻ってきた、そんな経験をしている彼女から見れば、のほほ〜んと暮らして、小さなことで怒ったり凹んだりしているフツーの人を見たときに、どのように見えるのか。僕にはそんな経験がないのでわかりませんが、でも彼女の言っている「好き」の価値はきっとフツーの人の「好き」の何十倍もの価値があるのだろうなと感じ、「好きの力」があればなんでもできる、と言った彼女の言葉は真理だと非常に共感したものです。
偶然の彼女とのメールでの再会でしたが、あの時の思いをまた再び思い出させてくれました。
今の自分がフォーカスして考えるべき、大切なこと。今、自分は本当に「死ぬほど好きなこと」をやっているのだろうか?
「やってる、やってる。仕事も大好きだし、クライアントの皆さんもみんないい人。社員も協力会社も友人も家族もみんなに恵まれている。」
でも本当にやってる?好きなことやってる?飯より酒よりも好きなこと、本当にやっているのかよ!
と机をバンッと叩いて大きな声で問われれば、「う〜ん、自信ないぞ」と心の底で小さく独り言のようにつぶやいてしまいそう。

彼女との偶然の再会を天が遣わしてくれたのか、僕が彼女を引き寄せたのか。スピリチュアルなことはかなりよく起こるので、たいていのことは驚きませんが、ちょっと立ち止まって考えたいと思います。

 

個人的なこと
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熊谷淳一

熊谷淳一

株式会社ノイエ 代表取締役。デザインで経営を伸ばす経営コンサルタント・クリエイティブディレクター。デザインは第5の経営資源としてデザイン経営とマーケティングの研究にいそしむ。 お酒、書と陶芸が好き。 尊敬する人は岡本太郎。
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