千葉県の商工労働部産業振興課が主催する「ちば・戦略的デザイン活用塾 販促デザイン強化コース」の講師をつとめました。先週に続いて後半のセミナーです。
今回は前回の復習を15分くらい行い、続いて受講生の方の会社で実際に使用している販促ツールをかたっぱしからレビューしていく「販促ツール診断」を行いました。12社のツール30アイテム以上のツールをすべてスライドにして、お一人づつお話を伺いながら、ツールのデザインの改善点や、コンテンツの工夫のアドバイスをさせていただきました。ご自分で制作されている方が多く(デザイナーではないのに)苦労しているのがよくわかります。デザイナーだって、いつもできあがった物を前にして悩んでいるのに。1社10分としても120分かかるレビューに皆さん熱心に聞いてくださいました。
皆さんのツールを拝見して思うことはデザインがよい悪いと言うこと以前に、自社の強みがわかりにくいツールになってしまっているということが共通して多く見られることでした。デザインに関して言えば、何を言いたいためのビジュアルなのかがよくわからないものも見受けられました。これは千葉の会社さんだけではなく、小さな会社のツールはみんな同じ傾向にあります。
10分ではほんの一部しかお伝えできないのですが、先週お話ししたマーケティングの仕組みを理解していただければ、必ず売れるツールを作ることは可能だと思っています。
懇親会もいつもなら平均3人くらいが参加されると言うことらしいのですが今回は8人ものかたが最後まで参加してくださいました。感謝です!9時半からという遅い時間から始まって、皆さん千葉駅から遠い方もいらっしゃったでしょうに。とても話し足りませんでしたが、また機会がありましたら読んでくださいね。雪交じりの雨の中、遅くまで参加してくださり、ありがとうございました。
Nさん始め、千葉県の担当の方々も良くしていただきました。ありがとうございました。
コメント