社長ブログ:クマデ総研

「小さな会社の自社ブランディングづくり」セミナー

東京都産業技術研究センターで行われた「小さな会社の自社ブランディングづくり」というセミナーに参加しました。

地方の中小企業がどのように商品開発を行い、どうやって販路に乗せて告知して販売していくか、様々な事例を拝見しました。

東京都では商品開発と販促の講座や実践ワークショップを行い、中小企業が持っている技術を商品化して販売するお手伝いをしているようです。いつまでも大企業の下請けでは会社が成り立たない時代ですので、行動力ある経営者はこのような支援を利用して新しいことを始めています。国もこういうことにどんどん税金を使って欲しいと思います。

デザインプロデューサーの桐山登士樹氏のお話では、富山県の地場産業を活性化するお仕事を数年来行なっていて、具体的なプロセスやご苦労の話を伺いました。

地元の金属加工の会社の技術を使って魅力的な商品を作るプロセス。デザイナーとコラボレーションし、魅力的な商品を開発します。そしてPRや販路開拓、海外での展示会など様々なプロセスを経て知名度を上げていきます。

印象に残ったのは小さな会社が弱いのはマーケティングと広報だ、ということでした。どうしてもプロダクトデザインに力を入れますが、それは当然重要なのですけれど、販売の時点で力尽きてせっかく良い物ができても売れないで埋もれてしまうということが頻繁にあるようです。

僕もそのことは日頃から感じます。

中小企業は実力がないから小さいのではなく、販売力が弱いから小さいままでいるのではないかと思ってしまうくらいにいつも思います。

経営者は皆自分の専門分野には情熱的ですが、かたやそれを販売しようとなると全くといっていいほど素人です。

素人なのは別にしょうがないと思いますが、まずいのは販売に関して情熱や見識がないこと。「俺にはわかんねえ」で済ませていること。手作りのチラシや通販でロゴマークを作ったりして済ませているような意識の低い経営者が非常に多い。

技術屋の本田宗一郎と営業の藤沢武夫のチームや井深大と盛田 昭夫の組み合わせがあったからこそ彼らの会社は大きくなったのだと思います。

それから綿密なスキーム(枠組みをもった計画)が組まれていて、販売計画まで

含んだ経営計画がしっかりしていること。これらが全部揃ってブランドが出来上がっていくというお話を伺って、なかなかそこまで経営者が自分で行うのは難しいなと感じました。

だからこそ、桐山氏のようなコンサルタントや東京都が行なっている支援事業を積極的に活用していくことが重要なことです。

ホンダやソニーのような理想的なパートナーとの出会いがない会社はアウトソーシングを上手に使って経営を伸ばすべきです。そこにお金を投資しないでいてはいかがなものかと思います。

 

 

 

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