クマデ総研

のいえちゃん

このような方はお仕事をお断りさせていただいています。

私たちはいつも全力を尽くして仕事をしたいと思っています。嫌なクライアントに対して我慢をしながら、その人の成功や幸せを願う事は正直できません。私たちはそんなに立派な聖職者ではないからです。お金のために我慢して仕事をするデザイン会社もあるでしょう。お金のために我慢してやる仕事は、どうしたって気が回りませんし、手を抜いてしまいますし、時間もかけたくないと思ってしまうものです。そんな中途半端な仕事はしたくないのです。どんなクライアントに対しても同じように全力を尽くす、などという事はできません。そんなに立派な人間ではないのです。

そうではなくて、大好きなクライアントさんのためだけに全力で貢献したいのです。デザインを納品することが仕事なのではなく、クライアントさんの役に立つこと、喜ばれること、幸せになっていただくこと。
そういう仕事がしたいのです。そのためにも下記のような方とは仕事をしたくありません。お互いに不幸になってしまいますので。そして貴重な時間を私たちの大切なクライアントさんたちだけに使わせてほしいのです。

■デザイナーを業者だと思って上から目線の人
お金を出している方が偉くてお金をいただいている方が偉くない。これは間違いです。私たちは私たちの技術や知識を用いて、クライアントさんの売り上げを伸ばしたり企業イメージを高めるという事の代価をいただいているのです。どちらが上とか下とかではありません。もちろん、私たちは先生でもありません。お互いに問題を解決するパートナー同士、仲間同士でありたいと思っています。もちろん節度ある態度は重要だと認識しています。

■デザインに価値を置かない人
デザインがよくわからない、という人はたくさんいます。それはかまいません。しかしデザインなんかどうでも良いと考えている方、経営にとってあまり必要性を感じない、とお考えの方、誰がやっても同じ、という方は一緒にお仕事したくありません。
よくわからないけれど、デザインって大切だと思う、という方。今のデザインのままではまずいと感じる、という方にはデザインの力を最大に発揮させて、貢献したいと思っています。

■しつこく値引きをする人
私たちももちろん予算に応じて、お値引きすることもあります。しかしお金がないのは理解できますが、しつこく何度も値引きをするというのはやはりデザインにあまり価値を感じていないか、利己的な人だと思います。

■著作権に理解がない人
著作権はわかりにくいと思います。だから私たちも一生懸命説明をしています。それでも理解しようとしない人は存在します。著作権をただで欲しいとかアウトラインしない版下をくれだとか言われる事もありました。著作権とは物を作るすべての人の「権利」です。著作権に関して理解のない人とは作る人の権利を自分の都合や欲にかまけて踏みにじる行為とであると思っています。中国の偽物商品や著作権侵害のキャラクターで自分の私腹を肥やしている人たちと何が違うのでしょうか。非常に自分勝手な人たちだと思うのです。

■約束を守らない人
約束を守るというのは社会人として最低のモラル、マナー、常識です。ちょっと、うっかりというような事は人間ですからよくある事です。私たちも失敗します。しかし人に迷惑をかけるほど、人の気持ちを無視、あるいは無関心であるが故の約束破りをする人はお付き合いしたくありません。どんな人だってそう思うでしょう。

■全部丸投げする人
すべて任せていただくのはかまいません。しかし、任せたと言っておきながら、あとからやっぱりあーでもない、こーでもないという方。困ります。こういう事がないように、丸投げの御依頼は受け付けておりません。一緒になって問題を解決していく、一緒にコミュニケーションを密に取って、話し合って、確認し合って決めていく。そのような仕事の進め方をしています。

■非常識な人
何を持って常識とするか。その基準は人それぞれだったりします。とはいえ、やはり社会で共通の常識はあるものです。ここでは例をあげられませんが、非常識な人というのはつまりは知識がない人か、利己的な人だと思うのです。すべてが自分中心で考えるから非常識なのです。しつこい値引きも著作権に理解を示さないのも、約束破りもすべて利己的な人です。

どうぞ、これらに該当される方は、お願いですからすぐにでも他のデザイン会社さんへご依頼ください。あなたたちに注ぐエネルギーと時間と知識、技術を大好きな、そして大切なクライアントさんだけに注がせてください。よろしくお願いいたします。

 

 

ここまで読んで
生意気なデザイン会社だ、なんか細かい事うるさそう、ずいぶん強気だ、高飛車だ…

そう思われる方もいらっしゃると思います。それは残念です。仕方ありません。この記事を掲載するのも正直ちょっと躊躇しました。
しかし、どう思われようとも、このような利己的なクライアントと仕事をすることによって、結局は大切なクライアントさんにしわ寄せがいってしまう事があって、それはなんとかしなければと思い、この文章を載せました。
クライアントさんのためならどう思われたっていい。という決断をしたのです。カッコつけているのではなく、本当にそう思うのです。なにとぞ、ご了承くださいませ。

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コメント

  1. 名無しクオリティ より:

    今更の記事拝見だが、とても当たり前だと思う。

    非常識なクライアントが増えている現状でこの内容は全てのデザイナーとそのクライアントが理解するべき事だと思う。

    アニメ業界でも放送日3日前に髪型変えてほしい服装変えてほしいと言ってくる理解のないクライアントがいる。
    1話数3300枚、着色済でフィルムとしてほぼ完成している。残すは編集のみの段階で変更するとなると主役キャラなら全てやり直し。スケジュールは破綻。総勢数百人規模の仕事が無駄に。これを理解しないで気分で物を言うクライアントが多い。無理ですと言っても上から目線でやれという。

    そもそもそれならいっそ自分でやればいいでしょ。
    あなた方クライアントはその技術も知識も人もない無力だから依頼するしか手がないんでしょ。それをさも偉そうに上から目線とはどういうつもりか。
    そんなクライアントが増えている。

    • 熊谷 淳一 より:

      名無しクオリティ さん、コメントありがとうございます。
      クライアントは金を出す方、クリエーターは金を受け取る方、だから金を出す方が「偉い」という図式ですね。

      この図式はあらゆる商売の上で当たり前のように思われていますけれども、これは間違いだと思っています。こちらもクライアントを選ぶ権利もありますし、無理を通すなら、お金も追加でかかるけれど承諾してください。ですよね。

      対等な関係でなければ、良いものなんて作れません。嫌な人間に「この会社のために良いものを作って差し上げたい」と思わないし。

      僕は利己的な理由でお金を支払わないクライアントを、東京地方裁判所へ訴えたこともあります。泣き寝入りなんて絶対に致しません。

      おかしいことはおかしいと言えるように、デザイナーももっと社会的に自立するべきだと思うのです。

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プロフィール

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名前 : 熊谷淳一

株式会社ノイエ 代表取締役。デザインで経営を伸ばす経営コンサルタント・クリエイティブディレクター。売れるデザインをつくるためにマーケティングの研究にいそしむ。酒好き。書と陶芸好き。尊敬する人は岡本太郎。

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