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美術館や博物館の学芸員さんへの研修会「展示グラフィックと集客ツール」


毎年、九州産業大学様の主催で行われている美術館や博物館の学芸員さん向けの研修会「展示グラフィックと集客ツール」の講師を今年も務めさせていただきました。今回は宮崎県での開催でした。これで沖縄を含めて、九州の全県を一巡しました。

新型コロナの影響で中止になるかなと思っておりましたが、九州産業大学の緒方先生の熱心なご努力によって開催が実現されました。

マスクの上にフェイスシールドをして6時間の研修を行いました。マスクをつけて喋り続けるのは結構息苦しくて大変でした!フェイスシールドと言うのも生まれて初めてしましたが、やはりアクリル板越しに見る風景はなんともいえない、モヤモヤした気分になります。

いつもなら5、6人のグループで議論しながらグループワークを行うのですが、今年はフィルムのついたてを立てて、ついたて越しに2人グループでのワークとなりました。

しかし皆さん、形は違えども熱心さは例年と変わらず、非常に良い議論をしていただき、多くの学びをしていただいたようです。

そんな参加者の様子を見て、やはり研修を中止にせずに行って良かったなと緒方先生もおっしゃっていただいた事が僕もとても嬉しく思いました。

しかし、こういう事情ですから、1時間ごとに休憩を入れて、その都度全員部屋から退出していただき、空気を取り替え、手洗いうがいを徹底してもらい、発言に使用するマイクもいちいちアルコールで拭きつつと、いつもよりもコロナ対策で大変な作業になりました。いつもならば、僕も参加者の皆さんのそばに行き、個人的にアドバイスやたくさんお話をするところ、今年はなるべく近づかないように、なるべく個人的に話しかけないよう、注意いたしました。

毎年楽しみにしている、参加者さんたちとの懇親会も今年は中止。仕方ありませんね。

やはり健康が第一です。絶対に感染者を出してはなりません。今、あらゆる業種業界であらゆる場所でこのような細かい努力を多くの人が行っています。日本人はこういうことをきちんと真面目に行う。それもやらされているのではなく皆さんが前向きに行っている。

それは自分のためだけでなく相手のために、社会のために行動する。そういう人がとても多いと感じています。ドイツやフランスではマスクをするのに反対したり、外出禁止令を人権侵害だと言って大騒ぎしてデモをしているようですが、ちょっと日本人には理解できないですね。

このコロナ禍で、全国のミュージアムも、予約制で入場制限を行い、来館者が減っているのでしょう。お客さんからすれば、ゆったりとみられるので良いこともあるかもしれません。学芸員の皆さんも新しい時代にふさわしい、新しいチラシのデザインや展示パネルのデザインを開拓して行って欲しいと願っています。

この研修の詳細のチラシはこちら→  tenjigraphic2020

セミナーデザイン日々の仕事
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熊谷淳一

熊谷淳一

株式会社ノイエ 代表取締役。デザインで経営を伸ばす経営コンサルタント・クリエイティブディレクター。デザインは第5の経営資源としてデザイン経営とマーケティングの研究にいそしむ。 お酒、書と陶芸が好き。 尊敬する人は岡本太郎。
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