社長ブログ:クマデ総研

病院のデザインが変わらない4つの理由

今日も総合病院の整形外科に行って来ました。レントゲンを撮ったらまだまだ骨がつながっていない。あとひと月松葉杖か。とほほな気分です。

またまた病院の話で恐縮ですが、以前からずっと気になっていたことがあります。それは病院のデザインです。病院の建築デザイン、インテリア、ロゴマーク、受付周りのインフォメーション、証明、ポスター、薬の袋や診察券のカードのデザインに至るまで、病院のデザインって、僕が子どもの時からほとんど変わっていないいないのじゃないのかって思います。

一部のセレブ向けの私立病院は確かにおしゃれになってるところもあるかもしれません。しかし、そんな一握りの患者さんではなく、一般庶民の集まる一般の病院のデザインを何とかしたい。して欲しい。以前から思っています。

ただでさえ、患者も家族も病院なんか楽しくないんだから、気持ちが下向きになってしまう場所なんだから。デザインの力はこういうところに発揮することができるはず。

なぜ、病院が冷たく無機的なままなのか?

それはデザインする必要性を経営者が感じていないから。

ではデザインする必要性を感じていないとは具体的にどういうことなのでしょうか。

1、デザインのメリットが分からない

お金は確かにかかります。安いものではないかもしれません。かけたコストの分、売上があがるのか?あっちの病院の患者がこっちにきてくれるのか?デザインを変えただけで?そんなことわからない。

2,デザインを評価できない

良いデザインって何?デザイナーにお任せしたけれど、それがどのくらい良い物なのか、普通なのか、もしかしたら平均より劣ったデザインなのか、わからない。評価できない。

3, デザイン料が高いのか安いのか判断できない。

デザインの評価ができないということは内容に見合った価値がわからないということなので、予算を増やすことは怖くて出来ない。余裕があったら出しましょう、となってしまう。

4,患者さんから要求されていないし、不満も出ていない

デザインを良くしてくれ、こんなデザインの病院は嫌だ、なんて言われたことは一度もない。多分そうでしょう。そんな患者さんはおそらく僕ぐらい。

実はこれらのことは民間の企業にも全く同じことが言えるのです。
民間企業のほうが競争が激しいので経営者が企業活動にデザインを導入する必要性が足りないと、デザインを活用しているライバルにあっという間に差を付けられます。

この続きはまた明日。

デザイン
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熊谷淳一

熊谷淳一

株式会社ノイエ 代表取締役。デザインで経営を伸ばす経営コンサルタント・クリエイティブディレクター。売れるデザインをつくるためにマーケティングの研究にいそしむ。 酒好き。書と陶芸好き。 尊敬する人は岡本太郎。

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株式会社ノイエ

コメント

  1. oka より:

    お久しぶりです。以前お世話になっていた者です。(
    引っ越しをしましてメールアドレスも変わりました。)

    なんだか急に気になって、数ヶ月ぶりにこちらのブログを覗きに来ました。(汗)

    熊谷さん!骨折されていたのですね。(驚)
    お大事にしてください。

    もう一つ、驚いたことに時を同じくして、私も3月下旬に病院を訪れておりまして、そして初めて聴く名前の病気であることが分かって、そのまま入院しておりました。

    先週、やっと頼み込んで退院させてもらいました。(苦笑)
    今は、おとなしく自宅で安静療養中です。

    入院時、病院の殺風景な見た目(デザインというにはあまりにも残念な感じ)や、看護士さん達が使用している分かりにくい用紙(使いにくいと言いながら使い続けている様子)、版権無視のキャラクターを使った手作りっぽいポスターなど、いろいろ思うことがあったので、こちらの記事を拝見して思わず書き込みしてしまいました。

    また、時々こっそりお邪魔させて読ませていただきます。

    益々のご活躍、お祈り致しております。

    • 熊谷 淳一 より:

      久しぶりですね。お元気ですか?と聞きたいところですが入院ですか!お大事になさってください。
      医療の世界は病院のデザインだけではなく、あらゆるジャンルのものに関して大きな変化は難しいと聞きます。
      白い巨塔の世界がまだ存在するようですね。
      入院患者さんに対しては特にデザインのもつ癒しの力を活用してほしいものです。

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