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宝くじの広告が地味になった理由

年末ジャンボの季節になりました。
以前は西田敏行がド派手なイメージで広告してましたね。その前が所ジョージでどちらももしも宝くじが当たったら、こんな風に派手に騒いじゃおう!みたいなイメージでした。

新しいキャラクターのSMAPのキムタクはそんな派手さは微塵もなく、年末ジャンボのCMは筒型の花火を抱えているだけで、何かのイメージ広告のよう。 

これはなぜなのか?元広告代理店の方の話によりますと、どうやら国からもう少しおとなしいイメージで売りなさいという指導が入ったらしい。つまり射幸心を煽ってはいけないという法律に触れてしまうのではないか、ということらしいです。射幸心とは、可能性の少ない偶然の成功や利益を得ようとする気持ちの事で、パチンコや競馬などのギャンブルは当たるとすごいぞ!もっと買え!というような煽る広告は禁止されています。宝くじもまあ、ある意味ギャンブルなので、射幸心を煽るのは禁止というのもわかる話です。

しかし宝くじは当選番号が発表されるまでの期間に当たったら何買おうかな、どういう風に使おうかなとか夢を広げて楽しむものです。ささやかな一時の夢を見る事に価値がある商品だと思うのです。ですから、ちょっとくらい派手な広告でもいいじゃない、と個人的には思うのですが。

デザイン
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熊谷淳一

熊谷淳一

株式会社ノイエ 代表取締役。デザインで経営を伸ばす経営コンサルタント・クリエイティブディレクター。デザインは第5の経営資源としてデザイン経営とマーケティングの研究にいそしむ。 お酒、書と陶芸が好き。 尊敬する人は岡本太郎。
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