予約の患者様でいっぱいです〈鍼灸院〉

長谷川様

ちゃんとしたデザインにしたことで、
自分に自信ができ、
だから良い治療ができ、その結果
患者さんにたくさん来ていただいています

菜の花はりきゅう治療院
院長 長谷川菜季様

東京都世田谷区にある鍼灸専門の治療院。「痛くないはり」で妊娠治療を得意とする女性鍼灸師が明るく親身に治療を行います。こどもさんや花粉症でお悩みの方にも人気の鍼灸院です。

治療院紹介「菜の花はりきゅう治療院」様は東京都世田谷区桜新町の住宅地にある鍼灸院です。院長の長谷川さんが独立開業するときに、ホームページのご依頼があり、お手伝いさせていただきました。ホームページだけではなく、治療院のブランディングも同時にご提案し、今では桜新町の人気鍼灸院となっています。
課題・目的世田谷の住宅地には鍼灸院や整体、マッサージの治療院など競合他院が数多くあり、その多くが桜新町の駅の近辺に集まっている。鍼灸院の特徴だが、どこの治療院も似たり寄ったりで、差別化が難しい。
広告やチラシは「あはき法」という戦後間もなくできた古い法律で情報を制限されており、宣伝活動が難しい。
「菜の花はりきゅう治療院」は駅から住宅地の中を徒歩8分の場所にあり、立地もよくない後発の治療院。鍼灸専門で、整体、マッサージは行わない。すでにある数多くの鍼灸院の中から、認知・来客してもらい、さらにリピートしていただきやすい仕組みをつくることが目的。
アプローチ強みを何にするのか?…院長の得意とする技術と知識の専門性をアピールする。
脉診流経絡治療(みゃくしんりゅうけいらくちりょう)とは?…一般的にわかりにくい鍼灸に加え、さらにわかりにくい、しかし、なんだかすごそうな「脉診流経絡治療」をどのようにわかりやすく説明するのかがポイント。
ホームページだけではなく、患者さんが目にするあらゆるものに関して一貫性を持たせたブランディングデザインを施し、徹底的に安心、信頼、専門性を印象づける。
院長の明るい人柄や親しみやすさを前面に出すことも重要。魅力を伝えるために院長が語る治療院紹介動画を作成。
集客に関して、店舗の外装デザイン、看板、のぼりなどで近隣住民に対しアピール。
個人事業者の予算の制限の中でどのように進めていくのか計画をたてる。集客のためのコンサルティング、SEO施策等の多重的戦略で早期の売り上げアップを図る。
結果開業1年たたないうちに鍼灸業界平均新規患者数、平均年間売り上げ数を突破。初期投資の費用も回収。以後、新規患者が一貫して増加。所属している鍼灸師の学術団体である東洋はり医学会の中でもトップクラスの売り上げと新規患者の来院数を誇っている。2年目には増床してベッドを2台に増やす。4年目には治療費を値上げしたが、長谷川院長の人気は衰えない。学会にて治療院の成功体験の講演を行うほどに急成長。今では学会の会員が長谷川院長のホームページを模して作る事態が増えているとか。
お忙しい仕事や鍼灸技術の研鑽の中でも、ご結婚され、マンション購入、海外旅行など、プライベートも充実した生活を送られている。
長谷川様よりコメントチラシやのぼりなどのアドバイスや外装の装飾など全体的に見ていただき、トータルで提案してもらったのが良かったと思います。1社でここまでやってくれるのは他にないですね。お金も時間も気持ち的にもムダがありません。ノイエさんはマーケティングに詳しいので、 デザインだけでなく、次に何をやって良いのかを教えてくれるので助かります。
自分の治療院は大企業ではありませんが、小さくとも自分の価値が高まっている気がします。自分に自信もでき、だから良い治療ができ、その結果患者さんもたくさん来ていただけています。そのためにもデザインはすごく大事だと思います。 強みを一緒に考えてくれるので、自分の強みがわからない人に特にお薦めです!
Webサイト 桜新町の鍼灸治療院 菜の花はりきゅう治療院

最初の患者様はホームページから

熊谷:最近のお仕事の調子はいかがですか?

長谷川様: おかげさまで繁盛しているので、予約が一杯です。新規の患者さんを近隣の鍼灸院さんに紹介しています。

熊谷:太っ腹ですねえ!

長谷川様:経絡治療でなくても治る患者さんもいらっしゃるので、そのような方を放っておく訳にいかず、他の流派でも親しい近隣の鍼灸院にご紹介しているんです。

熊谷:向こうから紹介はないんですか?

長谷川様:ありません(笑)

熊谷:ノイエにはどのようなきっかけでご依頼していただいたのでしょう。

長谷川様:武蔵小山創業支援センターのセンター長のKさんに、開業する件で個人的に相談したときに、ノイエさんを紹介されました。その時は開業前でしたが、準備としてホームページを自分で作っていて、先輩に見せたら「とにかくこれでは患者は来ないよ」と言われて、悔しい!と思って。その先輩よりも良いホームページを作りたいと思って相談に行きました。

熊谷:ノイエにご依頼していただく前に悩んでいた事は何でしょうか?

長谷川様:東洋はり医学会という学術団体に属しているのですが、そこでホームページをちゃんとしたら患者が増えるので、ホームページは重要だという話を聞いていたのです。それで最初に商工会議所の中小企業診断士に相談したんです。Jimdoで作ると無料ですし、毎日更新していればSEOも上がってくるよと言われたので、自分で作って毎日一生懸命にホームページの記事を書いていました。なのに全然SEOもだめだし、失意のどん底でした。

熊谷:中小企業診断士らしいアドバイスですね。彼らはいかにお金をかけさせないか、を熱心に指導します。お金を借りて、きちんと作りなさいという指導はめったにしません。中小企業は資源が少ないので、今ある資源で無理なくやりなさいという指導をするのが一般的です。しかしそれは経営ではありません。お金をかけない事が良い経営なのではなく、どこにお金をかけるのかを的確に判断することが経営ですし、経営者の仕事はその判断をする事なのです。

その後、武蔵小山創業支援センターに行かれたんですね。僕とお会いするまで、あちこち相談に行ったんですねえ。 

長谷川様:行動力はある方なので。Kさんがノイエさんを紹介していなかったら全然違う人生になっていたかもしれません。

熊谷:初めて長谷川さんにお会いしたときに「この人は成功するな」と感じました。長谷川さんの「気」が僕を動かしたんです。長谷川さんの必死さが伝わってきました。

長谷川様:爪に灯をともして死ぬ気でためた開業資金を使って、絶対になんとかするぞと思っていました。東洋はり医学会で勉強をして4年目のときでした。独立しようとすでに物件まで決めていました。

熊谷:春にお会いしてから8月の公開までに、デザインとコーディングを夏休み返上で90日くらいで作りましたが、原稿のやり取りには結構時間をかけましたよね。でも長谷川さんは書くスピードが速いので、バーっと書いてくれたじゃないですか。その事はこちらもがんばらなきゃと思わせてくれました。

ホームページを8月に公開して開業したときの状況はどんな感じだったのかお聞かせ願いますか?

長谷川様:一番最初に来た患者さんはホームページからきてくれました。

熊谷:へー!SEOも上の方ではなかったのにね。

長谷川様:開業当日に来てくれたんです。

熊谷:どうやって見つけてくれたのですかね。開業後ひと月くらいのときにお話を伺ったら、治療院の前を通る患者さんが多かったと記憶していますが。

長谷川様:当時からホームページから来る患者さんも順調に来てくれていました。

妊娠治療もメインでアピールしていますので、開業2日目と5日目に2人来てくれました。それも43歳の方で、難易度が高かったんです。でも無事に10ヶ月で妊娠してくれました。自信もついて、今では患者さんの声もたくさんいただき、良い循環が生まれています。妊娠治療の患者さんも多いです。

それに、小学生も多いんです。あるお子さんが中学受験の日に、昼休みに吐いてしまって、吐き気が止まらない。3時までになんとかして〜と来院されて、急遽治療をしました。その後に保健室で受験したらその子はみごと合格したんです。

熊谷:すごいですね!いったい何をしたんですか?

長谷川様:指先に鍼をして、黒い血を絞って出したんです。真っ黒い血がたくさん出てくると「先生楽になってきた」と言って、吐き気もおさまったんです。

熊谷:不思議ですね。鍼灸ってすごいですね。びっくりしました。

長谷川様:他の鍼灸院では誰もそんな事をしないので、そういう事を教えてくれる東洋はり医学会は引き出しがいっぱいある所なので、すごい勉強になっています。

あと、金属板を手と足のツボに貼るだけで痛みが取れるとか。歯痛も取れるし、そういう技術を教えてくれるところなんですよ。患者さんにはそういうのを見て、「長谷川先生、すごい!」と言ってもらっています。

熊谷:すごい、信じられない話。鍼って、奥が深いんですね。

熊谷:チラシも作りましたが、その効果はいかがでしたか?

長谷川様:チラシを2000枚印刷したうち、最初800枚しか配れませんでした。ポスティングはそれ以外はやっていません。治療院の前に下げているとみんな取っていかれるので、時々補充していますが。最初チラシで来ていただいた患者さんは2人でした。

熊谷:800枚で2人新規で来院という事は、400人に一人ですので、相当良い数字です。

長谷川様:その後も、ちらほらチラシを見ていらっしゃっていただいています。

熊谷:鍼灸業界には「あはき法」がありますから、チラシでは何も言えないんですよね。「あはき法」に違反しないように、知恵を絞りました。

タイトルとURLをコピーしました