M&Aに伴ってイメージを刷新したことで、
お客様の対応がかなり変わりました。
やっぱりイメージって大事だなと
身に染みてわかりました。
大昌建設株式会社・日幸建設株式会社
代表取締役 宍倉幸信様
地元で長年親しまれてきた千葉県の建設会社の2代目社長です。M&Aで県内の建設会社を買い取り、それを機にブランディングのリニューアルを行いました。その結果、信頼感が向上し、地元の案件だけではなく、千葉県の公共施設など、より規模の大きな案件も手掛けられるようになりました。
企業の印象が良くなり、コンペに勝つ確率が高くなりました。
熊谷:ブランディングを導入して丸2年経ちましたが、その後、売り上げはいかがですか?
宍倉様:いままでの中で一番景気がいいです。
熊谷:いままでで一番?
宍倉様:ええ。
熊谷:おー!それは素晴らしいです!それはいいですね!
景気が良くてこれからどんと伸びるぞって時にブランディングを行うと、緩やかに伸びるんじゃなくて、急激に伸びるんですよ。たぶん御社は急激に伸びていると思います。
宍倉様:いやいや(笑)。
熊谷:そして、(子会社の)日幸建設さんは売り上げが倍になったとお聞きしました。
宍倉様:なりましたね。
熊谷:ブランディングを行っている建設会社と行っていない会社って違うと思うんですが、そのあたり何か思われることはありますか?
宍倉様:コンペに勝つ確率が高くなりましたね。それは間違いないです。
確率は確実に上がりましたよ。ほんとに。変わりましたね。
熊谷:企業の印象が良くなったからコンペに勝つ確率が高くなったと思うのですが、それに加えて、社員さんのモチベーションが向上してより良いお仕事をなさるようになったのも大きな要因だと思います。
会社案内や封筒や名刺も、きっちり作りましたものね。
宍倉様:ええ、こんなにきっちり作ってる会社なかなかないですね、うちのまわりでは。
熊谷:やっぱりそれで差別化ができると思うんですよね。
宍倉様:お客様からの対応もかなり変わりました。今いる社員はわからないかもしれないけど、私が前からやってるときとは断然違います。以前は相見積もりで、見積もり取っただけで他の会社にやらせるつもり、という気配が感じられて、見積もりを安く出したとしても負けていました。もうどうしようもないですよ。どうしたらいいんだろうって思ってました。
熊谷:ロゴマークやホームページを新しくしてからは変わりましたか?
宍倉様:そういう対応をとられることはなくなりましたね。随分変わるもんだなと。私がそういう顔してたのか、疲れた顔してたのかわからないですけど(笑)。
熊谷:(笑)でもそれもあるのかなと思います。人は見かけによらないっていうけど、僕は見かけによると思うんですよ、やっぱり。中身が大切というのは当然として、見かけってとても大事ですよね。
宍倉様:うん、大事ですよね。知り合いにも最近言われました。10年前くらいに会ったときはすごい厳しい顔してて、すごいきつい人だったと。でも今は全然違うと。
熊谷:それは嬉しいですね!
お客様ってこの会社に頼もうかどうかって、判断できないと思うんです。やっぱり、ホームページを見て、名刺を見て、会社案内を見て、信頼して大丈夫かを考えると思うんですね。
宍倉様:やっぱりイメージって大事ですよね。
熊谷:そうですね。毎年立派な大きなオリジナルのカレンダーも作って、お客様がそれを見て「この会社は大丈夫だ!」と思いますよね。
宍倉様:そうなんですよー!やっぱそういうの大事ですね。身に染みてわかりました。
熊谷:嬉しいです!お客様の態度や対応は(子会社の)日幸建設さんだけでなく(親会社の)大昌建設さんも変わりましたが?
宍倉様:大昌のほうは、昔から地場でやってたんでそんなに変わりないですね。
熊谷:なるほど、地場の人たちはデザインがどうであろうと、大昌さんだから安心だとなるわけですね。
宍倉様:「昔から住んでる宍倉だから」みたいなのがあるみたいで。地元の人だし。
熊谷:それはいいことですね!ブランディングで一番大事なのはそこなんですよ、本当は。「宍倉さんだから大丈夫だ」っていうのが、一番強いブランディングなんです。
ただ、宍倉さんのことをご存知じゃない、初対面の人に信用していただくためには、やっぱりデザインとかマーケティングがとても大事なんですよね。それを今すごくご理解してくださったということで嬉しく思います。それで、多分それが宍倉さんのお顔の表情に出ているんですよ。
宍倉様:あと、会社が安定してきて気持ちが楽になったっていうのもありますね(笑)。「あ、私大丈夫だ」って(笑)。昔だったら業者に電話かけて、いろんな業者さんや下請けさんに下げてくれとやってたわけですから。
熊谷:そうすると下請けさんだってあんまりいい顔しないですもんね。
宍倉様:そうですよね。この会社ちゃんとやるかな?大丈夫かな?って思われちゃいますよね。
熊谷:悪循環だったのが、今はとてもいい循環に変わっているわけですね。やっぱりとてもいいタイミングでマークやホームページなどを刷新してブランディングを行えたのだなあと思います。
宍倉様:ええ、本当に良いタイミングでした。
熊谷:多くの会社は業績が悪くなってから慌ててなんとかしようと思うのですが、その時には既に予算も少なくなり、ブランディングや広告に投資するお金に余裕がなくなっています。そうなる前に手を打っておく必要があるのですが、なかなかそのような意識と知識を持った経営者さんは少ないです。宍倉さんの経営判断は正しかったですね。
千葉ジェッツのスポンサーにもなり、順調です
熊谷:あと社員の方の評判といいますか、ブランディングを行ってから入社された方って、現在はどれくらいいらっしゃるんですか?
宍倉様:結構多いんですよね。3分の1くらいはブランディングを行ってからじゃないですかね。
熊谷:そうすると、求人の申し込みの人数も昔と比べて変わりましたか?
宍倉様:どうなんでしょう 。今業界が人手不足なので、なんともいえないですけど。ただ、千葉ジェッツ(※)のスポンサーをやっていることで、そこは違うのかもしれません。日幸で募集するときたりとかがあるので。
(※ 千葉県船橋市をホームタウンとするプロバスケットボールチーム。B.LEAGUE所属)
熊谷:そうなんですか。やっぱり千葉県民はジェッツファンが多くて、日幸さんがスポンサーだというのを知ってるのかな。
宍倉様:そのせいなのか、千葉の会社だから、なのかはわからないですが。
熊谷:なるほど。いやあると思いますよ、だって千葉ジェッツ、ダントツ強いじゃないですか。
宍倉様:ダントツ強いですよね。
熊谷:今年だって優勝してますよね。
宍倉様:ですよね。で、バスケットボールっていえば冨樫選手で、バスケットリーグの全体の中でも冨樫選手がスーパースターみたいになってきてるので。
熊谷:ほんとにいいチームのスポンサーになりましたよね。これからもスポンサー続けられるんですよね。
宍倉様:まだ続けますね。
熊谷:いいと思います。千葉ジェッツのスポンサーだってことも、御社のブランディングにすごく役立つと思うんですよね。
宍倉様:多少なりとも悪くはないかな、と思いますね。
熊谷:そうですね。スポーツチームのスポンサーって、イメージとして、ものすごくお金がないとできないと思うじゃないですか。
宍倉様:そうですよね。
熊谷:だから「日幸さんてすごいな」っていうね。
宍倉様:儲かってるなって思ってもらったほうがいいですもんね。
熊谷:そうです、そうです(笑)。もうとても順調ということで。
宍倉様:順調ですね。
熊谷:嬉しいです。ほんとに。
今後は、リーマンショックにも耐えられる、安定した企業に
熊谷:ブランディングを行って、お客様も増えて、社員も新しい方が増えて、いいことばっかりですけども、これから何をしたいっていうのはありますか?
宍倉様:これからは安定した企業を作りたいかなと。それにもあと5年10年かかるので、まあとりあえず安定企業つくるっていうちょっと守りのほうに入ってきてます。
熊谷:いいことですね。
宍倉様:リーマンショックがきたって3年、4年持ちこたえてその中で食べていけるような、その中でも十分黒字で利益を出せる会社に、とにかくしようと。
熊谷:なるほど。守りも大事ですよね。堅実な経営をね。
宍倉様:いま借り入れ減らしているところで。そういうちょっと守りに入ってます。
熊谷:素晴らしい!それって次のステージに行ったということだと思うんですよね。いいことだと思います。これからも応援させていただきます。