中小企業のためのブランド作りセミナーのご紹介

板橋区、北区、東京都産技研主催 中小企業のための売れるブランド作り

板橋区、北区、東京都産業技術研究センター様の主催で、板橋区役所にて、「中小企業のための売れるブランドの作り方」のセミナーを行いました。

定員50名のところ63名のご応募をいただきまして、満員御礼。

これからは中小企業こそ、ブランドを自社で持ち、育てていかなければなりません。そのためにはどうすれば良いのか、330枚のスライドを使って、3時間に渡ってお話させていただきました。

「うちはブランディングデザインをやってます、できます」と言っているデザイン会社はたくさんありますが、僕から言わせれば、そのほとんどが、全然ブランディングになっていないものばかりです。

そういう方々は、ロゴマークを作って、名刺、封筒、看板にロゴマークを綺麗に配置すれば、それがブランディングだと思っていますが、それはVI(ビジュアル・アイデンティティ)デザインと呼ばれるものであり、ブランディングではありません。

ブランディングはもっと複雑なもので、マーケティングを使って人心を集める、ファンを作る仕組みが必要です。ロゴマークを新しく変えるだけでは、服を着替えるだけのようなもので、中身の人は変わりませんし、服を着替えただけで、周りの人たちはその人を好きになったりしませんよね。それに似ていると思います。

東京都産業技術研究センター様からアンケートもいただきました。今回は昨年の東京都産業技術研究センター様主催のセミナーの平均と比較して、結構良い評価をいただき、ほっといたしました。

アンケートでは①理解度②満足度③教材④講師⑤時間の5つの項目で点数がつけられ、5点満点で評価を比較されます。

以下が、今回いただいた評価です。
※()内は、昨年産技研で行われたすべてのセミナーの平均点です。

①理解度 4.40(昨年平均3.41)
②満足度 4.45(昨年平均3.33)
③教材 4.22(昨年平均3.23)
④講師 4.53(昨年平均3.75)
⑤時間 4.04(昨年平均4.08)

参加していただいた方、どうもありがとうございました。

セミナーの内容

対象 都内中小企業の経営者や企画担当者
(都外の方でも東京に本社、事務所等があれば可)
内容 製品・サービスを販売していくときに重要なブランド戦略、中小企業のためのブランディングをわかりやすく解説します。 売り方がわからない、人材・知名度不足を解消したい・・・などのお悩みにお答えします。 
主催 板橋区、北区、東京都産業技術研究センター

受講生の皆様の声

(お名前の公表は許可をいただいています)

自社ブランドをつくる経営者として、グラフィックデザイナーとして、曖昧にしてきた部分がすべて明快になり、多くを学ぶことができました。特にマーケティングとブランディングの違いや、ブランディング構築フェーズなど、うなるものばかりでした。今後の仕事に、ぜひ生かしていきたいと思います。

つねづね「デザイナーはこれをお客様に説明できなければ駄目」といわれてきたことが、「あー、これだったのか!」と合点がいきました。ここまで明快に説明できて初めて、パートナーとして納得してお仕事を依頼していただくのだなぁと、本当に隅々まで学ぶことの多い時間でした。ありがとうございました!

(坂手 真子 様)

「お客様目線で…」とはよく言うものの、これまではなかなか明確にできていませんでした。今回のセミナーを受講して、「『良さそう』と思っていただくのが大切」という、自分が購入者だった場合に当たり前に考えていることを改めて気づかされました。

また、先生がおっしゃっていたように、普段からホームページ制作会社、印刷会社には「デザインはかっこいいが、言ったとおり(限り)のものしか作ってもらえない」という印象を持っていました。それなら自手間で作った方がいいか…と。今後は業者さんとの付き合い方、発注の仕方についても学んでいければと考えています。

こういった趣旨のセミナーだと、マーケティングに重きを置いたものが多く、専門用語がたくさん出てくることが多いのですが、今回の熊谷先生の講義は専門用語は最低限で、実際の事例を出しながらの解説、とてもわかりやすかったです。また徹底的に「お客様目線」に立った考え方、それを探るプロセスについてもヒントがたくさんあり、今まで受けたこのようなセミナーの中で一番得たものが多かったと思いました。また熊谷先生のセミナー等を受講できる機会がありましたら、参加させていただきたいと思っております。ありがとうございました。 

(谷口 まや 様)

「良いモノではなく、良さそうに見えなければならない。」ということが、非常に重要な所だと感じました。

また、デザインを作るだけではなく、儲かる所まで考えてバックアップされているお仕事に誠実さを感じました。今、商品をブランド化すべく、新規事業として取り組んでおりますが、ワークショップでは価値が通じるのに、パッケージング化されたモノでは反応が悪い理由が分かった気がしました。

(横田 潤一郎 様)

自社の企業ブランディングが出来ていないことの気づきがあった事と、他社との差別化の重要性の再確認ができ、ブランドの重要性と自社の目指す方向性が見え非常に勉強になりました。

(徳本 隆之 様)

企画立案にいかしたい。マーケティングも聞きたいと思いました。ブランディング・マーケティングともに重要であることに再度気づきました。

(風呂 良弘 様)

毎回とっても心に響くのが、「儲かる」と「儲ける」の話です。

(中田 惠子 様)

『根っこの部分』=『想い』 がブランディングには必要で、その『根っこの部分』をお客さまに届けなければいけないと思いました。これが今までのHPや広告物に足りなかったもの。広告物に今すぐ載せたいと思います。

今回の講座は1,700円でしたが、2万円~3万円の価値がある講座だったと思います。HPやロゴ、印刷物を作成する前に受講したい講座でした。

(T.N. 様)

良いと思って製品を作ったけれど思ったように売れない。それが普通のことであることがわたった。皆さま同じ悩みを抱えている。よさそうの法則を基にもう一度「強み・差別化・ターゲット・デザイン、コピー」を見直してみてブランディングを行いたい。非常に体系的にまとまっておりわかりやすかった。実践的に今の自分達の課題の改善に役立った。

(T.Y. 様)

人が購入する理由「良さそう」を常に考えて事業に活かしたいと思います。ブランディングの大まかな手順を知る事ができました。そして強みと差別化が明確にしていきたいと思います。これからもブランディングをもっと深堀していきたいと思います。

(K.I. 様)

優れた商品なのになぜ売れないのか?という問いに、良いのか悪いのか分からないから売れないという理由が1番多いとおしゃっていたこと印象的でした。

ロゴマークや理念の話等、実例を示しながら話していらしたのでとてもわかりやすかったです。また、考えれば当たり前のことなのですが、改めて言われるとはっとさせられることが多く、とても勉強になりました。今後、仕事をしていく上で、活かしていきたい思います。有難う御座いました。

(M.Y. 様)

中小企業がブランドを確立する事と、経営者が覚悟を決める事は同じ意味に受け取れました。中級編、具体例を中心に、、、等、企業レベルに応じて効果的に選択受講できる講座が有れば良いと思いました。

(T.O. 様)

大企業もはじめは中小企業だったが、はじめから大企業のようにブランディングを大切にしていた、という部分が非常に参考になりました。

中小企業の方からの疑問や意見に答える内容で大変為になりました。私もデザインについてのセミナーで話をする機会があるのですが、受講者からのどう答えて良いかわからない質問が今日の講義でクリアになりました。内容が盛りだくさんだったので、自分の中で定着させる時間があると良いな、と思いました。(ワークなどで)3回くらいに分けてじっくりやっていただけるといいもしれないと思います。

(A.K. 様)

ブランドには何となくのイメージや捉え方があるのですが、言葉にするということの重要性を知りました。差別化することであったり、良さそうの法則であったりと自分の中で具現化することが以前より出来るようになりました。その具現化出来たことを商品PRや、インナーブランディングにしっかり落とし込み出来ればと思います。

(T.I. 様)

ターゲットをまず妄想で具現化して、それから抽象化し手必要ニーズを洗い出すということが、目から鱗でした。

(K.K. 様)

お客様にものを「売る」のではなく「買っていただく」という、考え方が印象深く、また、理想のお客様を考えるという話の中で、かなり詳細に、具体的な人物像が浮かぶくらいに条件を考えられていた点が、勉強になりました。(そこまで詳細に考えるという発想がありませんでした)

(M.K. 様)

売れないパターンに、「作り手が良いのか悪いのか良くわかっていないこと」があったのが印象的でした。是非北区でもセミナーをお願いできればと思っております。

(H.I. 様)

マーケティングを踏まえてのデザイン提案。「ブランディングのデザインは、造形を作る事では無く、世界観をつくる事」という言葉に共感いたしました。特に終盤はお話しに引き込まれました。

(Y.W. 様)

ブランドターゲットを考える具体的な例を見せていただき、どこまで具体的にすればいいかが分かりやすかったです。

(M.F. 様)

何が違うのか?どこが違うのか?売れるデザインとは?大変参考になりました。

(H.U. 様)

生活者のニーズに適合した商品開発と、ブランディングと媒体の活用についてが印象深い。ブランディングの重要性が良く理解できました。

(K.K. 様)

「良いものを伝えるためには良さそうに見せる工夫をする」という部分は物を売る上で足りないと感じていた部分を突かれた気分でした。スライドの進行がとてもスムーズで引き込まれました。

(K.Y. 様)

CIとブランディングの違い、ブランディングは「育てる」ことで、見えないCI活動であるということが、言葉で明快になりました。

また、ヒアリング7割、デザイン3割。実際には、7割の最中に心が折れて徒労に終わらせないよう粘っていいのだと勇気がわきました。

講師の方のお話の仕方と雰囲気が、企業の方から信頼を得らる心地良い感じであったことにまず勉強になりました。ブランディングという言葉の浸透はともかく、デザイナーは表面的な請け負いではなく多くを考え構築していく大事な仕事。20年以上デザインに関わってきましたが、中小企業の方には(企業規模関係なく?)いまだにその認識が無く残念な場面が多く。それはデザイナーにも企業側にも双方の教育から問題があると思うので今後もこのような講座の必要性を感じます。実際には、ヒアリングの時間を持てないような案件でも、とにかく進めながらブランディングの必要性を啓蒙して行くことが出来るよう、微力ながら引き続きトライしたいと改めて確認出来ました。ありがとうございました。

(M.M. 様)

商品の価値を掘り下げること。良いものを良いと伝える努力をするということ。実際に取引した企業とのやり取りの話がわかりやすく、参考になりました。

(K.K. 様)

お客様目線で何を買いたいかを考えるということ。「らしさ」「ならでは」など自社の強みを共有し、正確に顧客に伝えること。ファン作り。ブランドを意識した講義で、講師の理念が随所に伝わり、この人に依頼したいと思える内容だった。にこやかに話されていたので、親近感が沸き、安心感をもてた。

(K.K. 様)

「良さそう」の法則。良さそうに見える事。美味しそうと思える事。とても重要ですね。熊谷先生のセミナーは、今までに何回も受講しておりますが、どのテーマの講義も、本質をしっかり捉えており、大変参考になります。

(S.F. 様)

ブランドと言うと、いかにかっこよくするか、はやりのデザインぽくしようと考えがちでした。しかし、全体のコンセプトを統一させ、会社全体で同じ方向を向くということが重要と、改めて気づかされた内容であった。特に、具体的な事例を見せて頂いたのが良かった。パンフレット、ホームページ、封筒に至るまで、細部までコンセプトが行き届いているのが、感じられました。

(Y.M. 様)

立場が上の者の「従業員に対してどうしたいか・どう思って欲しいか」と、従業員の「どう思っているのか」のギャップの話は、とても痛い所を突かれたと感じた。社内と社外のみならず、社内の上と下でもギャップがあることは、良いことには一切繋がらないと改めて感じられた。今回の講義を受講して、もやもやしていた、今まで感じていたことが分かりやすい言葉で整理できてすっきりとしました。時間配分がとても丁度良かったです。また開講していただきたいと思います。

(Y.N. 様)

ブランディングとマーケの違い・売れない理由の説明・ターゲットの設定の仕方、具体から一般化の仕方などが印象深く、初めて聞く内容ばかりで大変勉強になりました!

(R.Y. 様)

売る→買っていただく差別化は「らしさ」と「ならでは」というところが印象深かったです。

(N.T. 様)

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