経営者に向けたデザインセミナーのご紹介

目に留まるデザイン・パッケージ セミナー

台東区セミナーチラシ
セミナーチラシ

台東区産業振興事業団様主催の「目に留まるデザイン・パッケージセミナー」で講師を務めさせていただきました。台東区の経営者の方向けのセミナーで、60人もの方がご参加くださいました。

2025年のNHKの大河ドラマは、江戸時代に洒落本、黄表紙、狂歌本、絵本、錦絵など幅広いジャンルの出版を手掛けた蔦屋重三郎の物語で台東区浅草が舞台になるそうです。現在、台東区や墨田区などでは大河ドラマの経済効果を狙って様々な準備をしている最中です。今回のセミナーもその一環として行われました。

大河ドラマの経済効果は凄まじいものがあり、2023年の「どうする家康」で浜松訪問観光客の経済効果は静岡県内に408億円をもたらしました。2022年の「鎌倉殿の13人」は鎌倉を中心とする神奈川県に約307億円の経済波及効果の試算。2021年の大河ドラマ「青天を衝け」は埼玉県の深谷出身の渋沢栄一の物語で、深谷の経済効果は8.2億円増で令和元年度と比べてなんと133倍もの経済効果がもたらされています。その時にも深谷の商工会議所でセミナーをさせていただきました。

今回は大河ドラマの経済効果のお話も付け加えて、2時間お話させていただきました。タイトルに「パッケージ」と付いていますが、マーケティングを中心に売れるデザイン、販売促進についてのお話です。内容がかなり盛りだくさんになってしまいましたが、おかげさまでセミナーが終わってから十数名の方々に名刺交換に並んでいただき、お一人お一人ご挨拶をさせていただきました。本当にうれしいことです。

台東区の経営者様も、産業振興事業団の皆様もさすが下町、親しみある方々ばかりでとても良い雰囲気でした。

<追記>このセミナーがご好評をいただきましたので、7月に再度開催となりました。遠方からもご参加いただき、ありがとうございました!

スライドとセミナーの様子

セミナーの内容

対象 台東区の経営者様
内容 1. 人が商品を買う理由「良さそうの法則」
2. 大河ドラマの 経済効果と対策
3. 商品開発とパッケージデザイン
4. 売れるデザインと コピーライティング

受講生の皆様の声 (お名前の掲載は許可をいただいております)

初めて学んだことがたくさんありました。大変勉強になりました。講師のお話もとてもわかりやすかったです。ありがとうございました。
(YH 様)

大河ドラマべらぼうに因んだネーミングの商品作りの奨励は新たな商品企画の大変良いヒントを頂戴しました。
大変わかりやすく体系的に学ぶことが出来ました。商品事例などが豊富でイメージがつきやすい内容であったと存じます。
(株式会社Lino Lino 様)

「デザイナーはマーケティングを知らない。綺麗なデザインだけでは売れない」という言葉が胸にグサリときました。
私はデザイナーをしており、最近会社を退職しフリーになりました。マーケティングの大切さ、面白さを知ることができたので、まずは自身のブランディングからつめていきたいと思いました。
とても分かりやすく、噛み砕いてお話してくださったので2時間があっという間に過ぎました。途中、何回も「これが無料…!」と感動しました。
(本間未来 様)

強みと特徴は違う、ということが印象に残りました。自分たちでは強みと思っていることが特徴でしかなく、商品が弱い要因だったのかと振り返りました。しかし、同時になかなかその区別が難しいと感じました。他社との違い、ターゲットを明確にすることを今後に生かしていきたいです。
明確な方法まで示してくださったのが大変参考になりました。
頂ける資料を再度確認したいと思います。ありがとうございました。
(kuma 様)

台東区のセミナーでいままで一番良かった。大河ドラマに乗った革の雪駄を販売したい。
(折原隆 様)

たのしくて、ためになりました。事前の調べごとの大切さを改めて、認識しました。
(金光秀行 様)

ブランドの強み、ブランドらしさ、ブランドならではの部分を考える良い機会をいただいたと感じ、改めて見直したいと思います。
大変丁寧で伝わりました。
コンセプトを常に考えている只中にあり、全ての始まりはやはりコンセプトにある!と実感をしたセミナーでした。それを踏まえて、さらにお客さまの感情に訴えることができる言葉を追求し、継続して発信していくことが重要と思い、実行していきたいです。
(kabu 様)

マーケティングの基本について。わかっているつもりでしたが、販売に使えるレベルではない事を認識しました。
アプローチするお客様について。ほしいと思っている人だけをターゲットにしていましたが、迷っている人にもアプローチすると聞き、考え方を変えるきっかけになりました。アプローチの仕方を変えてみようと思います。
どんなポイントに気をつけていけば良いのか?の説明を受けて、すぐに自社の製品に活かしたいと思いました。
(おか研 様)

■気づき
・リサーチ不足(自社の強みや、ライバル)が多い(弊社や、弊社の顧客にも共通している)
・自社の「強味」を考え尽くしてないことが多い
・「感情に訴えるには、言葉はデザイン(図案)よりも重要かも」あらためてコピーが見直される機会。※決してスペック寄りの内容ではない。
・インバウンドの観光客あてのパッケージやPOP(多言語のインストラクション)は、台東区内の、小売店の店頭にヒントがありそう。

■仕事に生かしたい
大河ドラマ関連商品では、ドラマのヤマ場でる「写楽」よりも、「女性の美しさ」を、描いた商品が、売れそう(女性の美しさは、アート界の鉄板コンテンツ。べらぼう、では、吉原のシーンが多い)

■感想
講義を聴きながら、脳がフル回転しました。反省、気づき、アイデア....
インプット(講義)を、アウトプット(ビジネス)に転嫁する、面白さを再認識しました。ありがとうございました。
(笹原陽孝 様)

貴重なお話ありがとうございました。個人的にはデザイン・パッケージというより商品をどうやってお客に伝えるのかというデザインする前の肝の部分がかなり参考になりました。
(台東区 卸売業 Y 様)

お客様が買うメリットを明確にし、伝えることが出来ていないことに気づいてはいましたが、容易ではない為後回しにしていることを反省しました。
言わなくてもわかるだろうと思う癖を見直して、少しずつ改善していきたいです。
(岡本純子 様)

自社の強みを知りターゲットを絞る大切さを知りました。マーケティングの観点で話していただけたので、期待以上に深い知識と情報が得られて参加してよかった。
(F 様)

非常にわかりやすい内容で説得力がありました。とくに、良さそうと思われないと買ってもらえないことは、当たり前だけれど、そう思ってもらうための取り組みは不足していたように感じました。物を売る上での基本だけれど、できていないことがよくわかりました。
(KY 様)

『シンプルで、わかりやすく差別化のできているもの』が顧客に好まれるというのは、わかっていても、なかなか実践できていないことが多かったのですが、積極的に頭に叩き込んでいこうと思いました。
デザインのプロ視点でのアドバイス、とても参考になりました。「素人」レベルではありますが、お聞かせいただいた内容を活かして、少しずつ磨いていきたいと思います。
(YMD 様)

とても良い学びになりました。続編などありましたらまた参加したいと思いました。
(YM 様)

お客様から強みに関して質問を受けるとき、「うちの仕事はどこよりもきれいで丁寧です。本当にきれいに作るためにすべての工程で細かく段取りをしてます。」と答えていた。
しかし、その結果でき上がった商品と他社の商品の違いはというと、重箱の隅をつつくような自己満足に陥っている。以後打破していきたい。
(T.M 様)

「売れるデザインにこだわり、そのためにあえて垢抜けないデザインにすることもある、売れてなんぼである」という最初の言葉から印象に残りました。
ありがとうございます。
(ST 様)

デザイン出身の方が、文章が重要だとおっしゃったのが印象的でした。
(MK 様)

ターゲットを明確にするというところで非常に有意義なお話をいただきました。色んな方に訴求したいという気持ちが大きく、つい情報量が多くなってしまいがちだったので、シンプルかつピンポイントなターゲットに訴求するようなデザインを心がけようと思いました。現在取り組んでいるデザインもそのところでつまづいていたので、大変勉強になりました。
(Y.S 様)

2回目(7月4日開催)

弊社は工事業者なのですが、NW機器、IT.IoT、DX化などに伴う機器の販売もしており、『物を売る』という営業スタイルが確立していないといった懸念点があるなか、純粋な物販業と弊社業務に多少の差はあるものの、とても参考になる講義でした。ありがとうございました。
(塚原 康弘 様)

購入の本能は、失敗したくない防衛本能から良いかどうかわからない商品は買わない話は、正に購買の本質を突いていると思いました。中小企業の相談者から、「説明したらよく売れるんです」と話を聞くと、正にここをクリアしたから売れるのだと思います。そこを説明しなくても売れる商品にするためにどうするかの講義は大変勉強になりました。
経験談を元に、売れるデザインに至る過程の説明は分かり易かったです。
(BAT 様)

「良さそう」の法則、特に“そ:その人に”の深堀りが足りていないと反省しました。
マーケティングからお話いただいたので、考え方を整理しながら聴くことができました。
デザイナーに相談するときの話すポイントに反映させたいです。
(さえすた 様)

私は商品の制作に加えて販売も行なっているので、接客にもとても役立つ内容だと思いました。
特にお客様は感情が動かないと買わないという点は、デザイン、パッケージに加えて接客にも通ずると思いました。お客様に「私の世界だ」と思っていただけ、感情を動かせるよう、自社の個性や強みを整理し直して理解しておく必要があると思います。またデザインとしては店頭だけではなく、生活の中で心地よいものであるべきという点には自分の体験も通して強く共感しました。社内でも良いデザインのアイデアを出せるよう、美術館や展示会に足を運ぶなど、日々センスを磨いておきたいと思いました。

私はもの作りをして販売するという業種に就いて約半年程で、デザインやコピーライティングの重要性をあまり理解できていませんでした。ですがお話を聞いているうちに、今まで消費者側として無意識に感じていた気持ちを思い出せ、なるほどと自分の買いたくなる時の感情の動きと擦り合わせることができました。なんとなく良いかも、欲しい!と思ったものも、実はものすごく考え抜かれた上に成り立っていた感情なのだと理解することができました。
(TM 様)

経営者(社長)でコンセプトや強みを全くわかっていない人が結構いるという話があり、私もその一人であることを認識しました。
すぐに改善しようとさっそく今日の復習をしてまず経営理念やコンセプト、自分の強みなどを書き出してみようと思いました。

スライドショーもアクションなどが多く、先生の話もとてもわかりやすくて2時間があっという間でした。12月にパン屋をオープンしたく現在融資などを受けようと動いている時で今回のセミナーを受講しました。
経営について全くの素人なので、経営への向き合い方やお店のコンセプトの重要性など初歩の話をたくさんしてくれて私にとってとても有意義なセミナーになりました。
まずは自分の強みや経営理念など土台から積み上げていき、整ってからデザインなど戦略(マーケティング)に向き合っていこうと思います。
(S.H 様)

感情に訴えかける、デザイン経営など知らないワードなども知れて勉強になりました。また自分に足りない部分がより明白になり自分の事業に活かすべく見つめ直しをします。

貴重な機会ありがとうございました。実際に熊谷様に相談されたお客様が改善前と改善後の実例もかねた説明もあるとよりイメージがわかりやすくていいのかとも思いました。またセミナーでは失敗談も載せるのも効果的とありましたが熊谷様の失敗談(そこからの教訓)の話もいくつか実際にあった聞いてみたかったです。
(熊中 様)

貴方から買うメリットは?にワタシ自身考えさせられました。いろいろな勉強会に参加させていただいてますが、今日は大変価値のある授業でした…ありがとうございます。
お客様とのコミニュケーションくらいで対した差別化できていないのでは?と気付いた大変ありがたい講義でした。
私は亀戸ですが、バスをのりついできて良かったと思える講座でした。
(田中真美子 様)

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