札幌にある本郷新記念札幌彫刻美術館様の企画展『生命体の存在』のポスター、チラシなどの告知ツールと図録の表紙デザイン・フォーマットデザインをさせていただきました。
8人の作家による、これまでの彫刻の概念を超えた様々な素材や技法の作品を集めた企画展です。現代アート、彫刻、工芸が好きな老若男女をターゲットとし、「生命感」、「神秘性」、「彫刻の多様性」などを感じさせるものにしたいとういうご要望でした。
ポスター、チラシなどは以下のポイントでデザインしました。
1. 生命感と自然感:生命を感じさせる有機的な形や、自然をイメージさせる色彩や形態などをモチーフとして、明るく躍動感のあるレイアウトにより、未来の新しい彫刻への展望を感じさせるデザインにしました。
2. 彫刻の多様性:メインの作品を大きく配置しつつ、他の出品作家の作品も同時に表示して、様々な素材感や表現の作品が展示される企画展であることを訴求しました。
3. 若い年齢層の方や女性に訴求:作品の写真をメインに、生命や自然を感じさせるオブジェクトを交え、繊細で明るく、元気で躍動感のあるイメージ、女性にも受け入れられるモダンでお洒落な雰囲気にしました。
学芸員の梅村様より、お客様の声をいただいておりますのでこちらもご覧ください。
制作内容ポスター、チラシ、チケット、看板、図録(表紙デザイン・フォーマットデザイン)




図録の表紙は、会期中の展示作品の写真をアップで用い、素材の魅力を感じさせるものにしました。
中ページは、作品の写真の邪魔にならないように静的なデザインにしています。作家紹介ページは、深い青緑色を全面に敷いて白抜き文字にすることにより、ページ進行のアクセントの役割を果たし、作品の写真を引き立てています。





