販促デザイン講座

販促ツールを見た瞬間にわかる素人とプロの違いは?

基礎

今まで僕はセミナーや販促のご相談などで様々な手作りの販促ツールを拝見し、診断してきました。

チラシやポスター、ホームページ、DM、パンフレット、その他たくさんの種類がありました。

素人が作ったものとプロが作ったものの一番大きな違いは何だと思いますか?
一目でああ、これはデザイナーが作っているなとか、これは自分で作りましたねとか 、見た瞬間にわかる違い。

どんな販促ツールでも共通しているある違いがあります。

それは「レイアウト」です。

例えばチラシを例にお話ししますと、チラシの中にはたくさんの要素があります。キャッチコピー、本文、写真、イラストなど。文字の情報も大切な情報やあまり大切ではない情報など、重要度もいろいろなものが入っています。それらの情報を配置する事をレイアウトというのですが、その配置の仕方が自己流なのですね。

キタナイのです。

自分で販促ツールを作っている人には3種類いるようです。

A 汚いのは自分でもわかっているのでプロに頼みたいが事情があって頼めない。

B 自分で作ったものが汚いと思ってはいるが、他もまあこんなものだからかまわないだろうと思っている。

C 自分で作ったものが汚いと思っていない。またはなかなか良いと思っている。

Aの場合は自覚症状がありますので、事情が許せば助かります。お金ができたら、または良いデザイナーに巡り会えば順調にいくでしょう。

Bの場合は周りが変化しなければ自分も気がつきません。場合によってはその業界自体そっくり時代に取り残されて集団死してしまうまで気がつかないかもしれません。今は業界自体そっくり消えてしまう事がありますね。

Cの場合は消えるのが時間の問題です。キタナイ販促ツールで経営が成り立つためには小さなお金でも経営していける、規模が小さなビジネスか、一人勝ちのすごい商品やサービスを持っているか、営業を必要としない優良なお得意様を持っているか、景気が異常に良い時代のいずれかでなければなりません。

BとCの人は商売の意識が低い人です。言い換えるとお客様の立場に立っていない。お客様の目線や気持ちがわからない人と言えるでしょう。

Cの人の中で、営業の必要がない人はそもそも販促ツールもマーケティングもデザインも必要ありませんから、きっとこのブログは見ていないと思います。

自分が消費者の立場で買い物をするときをイメージしてみて、気がついた人はまだ良いですが、「私はそんなの汚くても気にしないで買い物ができるよ」という人は客商売は向いていないでしょう。

ここではAのタイプ、またはハッと気がついた方に対してどうすればレイアウトがうまくなるのかのお話をしていきます。

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