デザインの必要性
企業の経済活動に於いて、新規顧客の獲得や、売り上げアップのために、サービスの向上や新商品や新しい企画の開発に知恵を絞り、しのぎを削っています。しかし、良い商品やサービスをどのように世に打ち出すか、どのようにコミュニケーションすればよいのかという部分が疎かになっている企業が多く見られます。大企業などには、広報部や宣伝企画部といった部署があり、マーケティングやプロモーショナルの専門社員が外部の広告代理店と連携して、企業の商品、サービスから、企業イメージの確立まできちんとなされているようですが、中小の企業体にはそのような専門部署をもうけたり何でもおまかせの「大手広告代理店」に対し大金を使うことなどなかなかできるものではありません。 自治体やパブリックな団体に於いては始めからデザインの必要性を感じていないのではないかと思わせるようなものが非常に多く見受けられます。

なぜ、良いデザインが少ないのでしょうか?
景気が冷え込み、デザインというソフト分野には予算が付かなくなったため、良いものが生まれないのでしょうか?それもなくはないと思いますが、きちんとしたデザイン事務所ならば、予算がないから質の悪いものしかできないなどということはありません。紙の質や、インクの色数を減らしたり、サイズを小さくする事はあっても、アイデアや、美しさのレベルを下げることなどあり得ません。アイデアを生むには原材料費は必要ないはずだからです。良いデザインでない原因は、良いものを作れないデザイナーが仕事をし、企業側も、そのデザインが良いのか悪いのか、よくわからないまま、世に出てしまっているという、とてもシンプルなことだと思います。

良いデザインとは?
良いデザインとは、良いコミュニケーションができているデザインであると思います。

●伝えたいイメージが伝わっているか 商品・サービスの世界観
商品、サービスには、それぞれ特性があり、それを使ってもらう生活者の世代や業態に則したイメージでなければ成りません。経営コンサルタントのパンフレットには、信頼性を感じさせなければなりませんし、文学館の展示デザインなら、文学の香りがデザインに欠かせません。

●伝えたい情報が伝わっているか わかりやすさ
情報を伝えるためには、わかりやすい文章で表現する、というのは当然ですが、情報伝達の手段は、言葉のみではありません。情報の強弱関係や説明の順番などの全体の構成、図解のデザインのわかりやすさ、写真を使用した方がよいのか、イラストは写実的なものよりも単純なものの方が良いのか、などの視覚言語も内容にふさわしい方法を選択するべきです。

●アイデンティティがあるか オリジナリティ
商品写真やロゴマークを差し替えてしまえば、別の会社の製品カタログに化けてしまうようなデザインは、オリジナリティが弱いのです。商品やサービスのアイデンティティがはっきりしていない場合は、ブランドアイデンティティをつくるべきです。同業他社との差別化は、強い武器となり得ます。

●美しいか 造形的センス
美しいと思うか、どうかの感じ方は人それぞれ違いがあるでしょう。それは理論的に説明ができない世界です。しかし、理由はわからないけれどきれいだとかアンバランスだとか、感じることは理解できるでしょう。訓練を重ねたデザイナーは、この感覚が鋭く、常にある規準以上のものをつくることができます。 優れたコミュニケーションデザインは、少なくとも以上の4つの点に留意して作られているはずです。

たとえばベンチャーで 会社を興したとします。会社のマークをCI会社に依頼し、会社案内や、商品、サービスのパンフレットをグラフィックデザイン会社へ発注し、展示会に参加する場合は、施工会社に依頼し、ディスプレイの設計事務所がデザインする。ホームページはWebデザイナーに依頼する。このようなケースが多いのです。一つの企業や商品、サービスに関して、社会や顧客にアピールするために、これだけ多くの種類のデザイン会社が関わってくるのです。各分野のデザイナーは、企業の担当者からある程度の情報や、方向性はもらうでしょうが、展示やパンフレットなど、他分野のデザインに関して知ることなしに、自分の専門分野のデザインを行います。これでは、イメージの統一性、アイデンティティがぼやけてきます。さらに最近では、著作権の問題も起こってきます。会社案内のビジュアルをホームページに使用したい場合、著作権はグラフィックデザイン事務所のもので、Webデザイナーがこのデザインを使用してデザインするときは、データの2次利用料を支払わなければなりませんが、デザイン事務所によっては、使い方に規制をもうけたりして、心情的にも、やっかいな問題です。 そして、各専門会社とのやりとりの煩雑さや、コストに関しての問題は無視できません。 一つのデザイン会社が他分野のドメインを持ち、総合的に企業のアイデンティティ、商品、サービスを理解していることが質の高いコミュニケーションを生むのです。

ノイエデザインは5つのドメインを持っています
●セールスプロモーションデザイン
●アイデンティティデザイン
●展示デザイン
●サインデザイン
●インタラクティブデザイン

様々なプロジェクトの経験と、ノウハウ、技術を持ち、CI理論を持って、セールスプロモーションのデザインをする、サインデザインとセールスプロモーションデザインの方法論から、展示デザインを考える。などのように5つのドメインを相互にリンクさせて、コミュニケーションデザインをより効果的な形でご提案いたします。 コストや交渉に関しても、多くのデザイン事務所に依頼するよりも 手間も金額も省くことができ、著作権の問題も同じ会社のものなのでクリアされます。データの共有化の有効活用ができ、データの2次利用料も低く押さえられます。
もちろん部分的なデザインの御依頼も承っております。今までのおつきあいのある印刷会社や、施工会社があるのでしたら、デザインだけを依頼していただくのも結構ですし、逆に、印刷会社や施工会社の場合は、クライアントからデザインの受注をし、ノイエデザインを活用していただくこともできます。

小規模事務所のメリット
ビジネスは、企業と企業との関係性ではなく、人と人の信頼や協力で成り立っていると信じています。大規模な組織であっても、プロジェクトの担当の人間性や技能が結局はものをいうのでありデザイン会社がデザインを行うわけではないのです。 もちろん個人でできることは限界があります。このため大きな規模のプロジェクトの場合、専門スタッフをセレクトし、ユニットを組んで個々の計画に対応したプロジェクトチームを作っています。弁護士事務所、会計事務所、町医者などは、高い専門性を持ち、お互いの信頼関係の上に成り立っている世界です。大病院は、設備が整っていますが、患者一人一人に親身になった医療を施すことが難しいのではないしょうか。規模の大きさよりも、フットワークの良さ、顔の見える親身な対応で、少数先鋭のメリットを生かしてお役に立てられればと思います。

 

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